大晦日の紅白歌合戦は、紅組トリの高橋真梨子だけ見た。素晴らしい歌唱力で好きな歌手の一人である。
もう二十年以上前になるだろうか、彼女のコンサートに一度だけ行ったことがある。生のコンサートは、数年前にNHKホールへ原信夫とシャープアンドフラッツのさよならコンサートに行ったのが最後で、このところ好きな音楽から随分遠ざかってしまった。
余談になるが、高校3年間吹奏楽で明け暮れ、卒業後の昭和40年に、郷里浜松でビッグバンド「楽団ジェリーメン」を結成した。ジェリーメンは今でもダンスバンドとして活動中で、今年で結成49年、来年は50周年ということになる。当時の私はマネージャーを兼ねてトロンボーンを吹いていた。
音楽好きの私は、高橋真梨子さんのこのコンサートを見ていて、バックバンドの演奏にも自然と目が行く。彼らは決して目立たないが、その彼らの演奏と演出もすばらしかった。歌手・奏者と観客が一体となって手拍子を打つ場面では、テレビの録画と云えども臨場感のある熱気を感じた。
音楽は音を楽しみ、歌を楽しみ、そして感動するものである。音楽はジャンルを問わず、人種を問わず、世界共通のこころの芸術だと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます