ハチの家文学館

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喪中ハガキ

2014年11月16日 06時22分50秒 | ハチパパのひとり言

我が家への挨拶言葉は「ハチ元気?」だった。手紙でも電話でも「ハチ元気?」とよく言われていた。

ペットの死で喪中ハガキを出すのはどうかと躊躇いもあったが、ネットで検索したところ案外増えているらしい。何人かの人に感想を求めたところ、共感を得ることができたこともあり思い切って出すことにした。

ハチは愛知県春日井市出身の血統書付柴犬男子。やんちゃなところもあったが、純粋な日本犬として凛々しかった。十年前六才のとき、ハチパパとハチママと2年間、愛車パジェロにお布団を積み込んで全国行脚したことが一番の思い出になっている。

私の母が亡くなった翌年、我が家の三男坊として養子になったハチ、ハチの眼は母の眼に似ていたのを思い出す。息子二人を20年間面倒見てくれた母への感謝の気持ちが、ハチへの愛となって過ごしてきた16年でもある。昔の写真やビデオを見ていると、人間の家族と何ら変わらないとつくづく思う。

数日前の新聞・テレビで、業者の仕業と思われる大量の捨て犬事件が報道されていたが、人間同様ペットの命の大切さを考えてほしいものである。この世に生まれて不幸にも殺処分される犬もたくさんいると聞く。ハチは幸せだったと思う。



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