ハチの家文学館

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赤い靴はいてた女の子像

2014年01月22日 06時00分00秒 | ハチパパのひとり言

                   横浜山下公園 赤い靴の女の子像

赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった

横浜の 埠頭から 船に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった

今では 青い目に なっちゃって
異人さんのお国に いるんだろ

赤い靴 見るたび 考える
異人さんに逢うたび 考える

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少し早めに自宅を出て横浜市営地下鉄に乗る。出がけに詩集でも読もうかと、サトウハチローの詩集文庫本をお気に入りの革製ブックカバーに入れてきたので、しばらく電車の中で読み返す。詩集の冒頭「母の想い出」に、32編の詩が書かれていて、母を思うこんな詩が書けたらと思った。

書棚の詩集を持ち出すとき、咄嗟の思いつきでそばにあったハーモニカも持ち出し、山下公園の赤い靴の女の子像の前で、赤い靴の歌を吹いてみようと思っていたので、いつもの関内駅で下車、山下公園に向かって歩く。

目の前にはよく晴れた港の風景が広がっていて、左手にはランドマークタワーを始めとするみなとみらい、右手には氷川丸やベイブリッジがよく見える。

公園中央の岸壁寄りに、赤い靴の少女像がぽつんとある。すぐ前のベンチに腰かけて赤い靴の少女を背に、港に向かってハーモニカを吹き始めた。

余りにも久しぶりなので、始めの音出しに手間取ったが、すぐに吹けるようになった。しかし、この歌をハーモニカで演奏するには、吹くというより吸って音出しすることが多く、息づかいが大変だった。

午後の仕事までは時間がまだある。「味奈登庵」山下店でそばを食して仕事場に向かった。今日と明日、先々週から8日連続の仕事を終えれば、3週間仕事の予定はない。ハチとカミサンと一緒に、ちょっと旅にでも出てみたい気分になってきている。26/1/21



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