ハチの家文学館

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相撲の思い出

2008年01月18日 20時12分45秒 | ハチパパのひとり言

いま、大相撲初場所真っ最中。相撲見たさに会社の帰りに時々立ち寄る店が新橋にある。ほんの30分であるが、ちょうど結びの一番までの好取組が見られる。

5日目の朝青龍対豊ノ島戦は見ごたえがあった。土俵際ともに崩れ、豊ノ島も土俵に落ちたが、朝青龍も土俵下まで吹っ飛んだ。物言いがつくかな?と思ったほどで朝青龍が苦笑い。朝青龍が辛くも勝ったが豊ノ島がいい相撲をしたと心の中で拍手した。アンチ朝青龍というわけではないが、正直、豊ノ島に勝って欲しかった。

相撲といえば小学校6年生のとき、町内の祭りで初めての五人抜き角力大会があったのを思い出す。ボクはそのとき優勝して初代横綱になった!?少々虫に食われているが、今でも優勝旗をたんすの奥にしまってある。ちなみにこのときの賞品は大きな冬瓜ひとつだった。大家族で食べたのを覚えている。

当時のボクの得意技は「呼び戻し」(上の絵)と「小手投げ」だった。そんなに大きい体でもなかったが、足腰は父親の染色工場の手伝いをしているうちに鍛えられたものである。
染色加工前の糸の束(正式な呼び方は覚えていない)はひとつ10㎏近くあったと思うが、それを幾十もリヤカーに積み込んで織元さんから家まで自転車で引っ張るのである。

相当きつい仕事で、家業を手伝うのが当たり前の世の中、今、丈夫なのもこの頃の鍛練があったからこそでもある。天国の両親へ「丈夫な体をありがとう」・・・。




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