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鎌倉日記30・・・「左可井」のあなご丼

2017年06月04日 19時26分14秒 | 鎌倉日記

今日は、午前中の自治会理事会を終えて鎌倉にぶらり散歩。

ちょうど昼時で、杉本寺のすぐ近くの「左可井」の穴子丼を食べたくなってバスに乗る。

バス停を降りてすぐの「左可井」は行列が出来ていたが、三度目の挑戦ということもあって待つことにした。

家族連れが多く、一人ではどうかと気になったが、30分ほどして相席ですがと係の女性に呼ばれて中に入る。

和室二間の民家風の客室は、グループ向けの座卓4つ14席と、分厚い一枚板テーブルの椅子席8席で椅子席に案内された。

メニューは穴子丼と押し寿司、そうめんの3つだが、お目当ての穴子丼セット(1550円)を注文した。

穴子はやわらかく、タレはちょっと甘めで、塩分控えめの私にとってはありがたかったし美味しかった。

「左可井」を出てすぐの杉本寺に立ち寄る。ここは坂東三十三観音霊場の第一番札所で、鎌倉最古の寺としても有名な古刹。

本堂は決して大きくはないが、三体の美しい十一面観音菩薩が、衆生の私たちを慈悲深く見つめてくれる。一体一体、自分の住所と夫婦の名前を告げて、家族のみんなが健康で安心安全な生活ができるよう祈願した。日曜日ということもあるが、大勢の参拝者が次から次へと絶えることなく参拝していた。

杉本寺で即興俳句

仁王門阿吽の呼吸に奮い立ち

初夏の日のはるけき空の観音参り

杉本の参道青し初夏の風

観音の眼の先にわが身おく

 

 

 



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