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夏の高校野球

2017年07月20日 11時21分08秒 | ハチパパのひとり言

高校野球ドラマイラスト に対する画像結果

昨日、知人の紹介で京浜急行横須賀中央駅そばの「中央酒場」に入る。午前10時開店という店内は、午後3時というのに、老若男女いっぱいで活気にあふれていた。遅まきの昼食を兼ねて生ビールと新鮮な刺身と野菜天を食しながら、テレビの高校野球中継を見る。

7月8日に始まった第99回全国高校野球選手権神奈川大会。出場校は全国最多の189校。県内8つの球場で連日の猛暑に負けず球児たちは純粋で直向きに投げ、守り、打ち、走って頑張っている。

見ていた試合は保土ヶ谷球場の第3試合で3回戦。横浜商大高校と茅ヶ崎北稜高校の対決で、横浜商大が1回表に5点先取、2回表の攻撃中だった。茅ヶ崎北稜の先発投手が2回ワンアウトまで12点の大量失点、満塁で投手交代したものの連続押し出しで更に2点を失い14対0となった。

このとき茅ヶ崎北稜の先発投手は、ベンチで悔し涙にあふれていた。2番手投手は背番号18、おそらく1年生と思われた。大量失点のあと満塁で交代したプレッシャーは相当過酷なものだっただろう。制球が定まらなかったのも無理ない。

しかし、茅ヶ崎北稜は2回裏に1点を返し、4回にも1点返すものの、結局17対2で5回コールド負けを喫した。神奈川県は強豪校がひしめきコールドゲームは珍しくもないが、こういう試合を見てしまうと実に胸が痛む。

憧れの甲子園、老いも若きも一所懸命応援したくなる。私が高校2年生の時夏の甲子園に出場した。1回戦で怪童と言われた尾崎行雄投手擁する大阪代表浪商と対戦1対0で惜敗した。この大会は浪商が優勝、このあと怪童尾崎は高校2年で中退して当時のプロ球団東映フライヤーズに電撃入団した。翌年いきなり20勝を挙げたが、当時の球速は160キロを超えていたと語り継がれている。

高校野球は幾つになっても少年のように気持ちにさせてくれる。青春時代の熱き思い出のワンシーンが蘇る。

 



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