港の見える丘公園 バラ園
イギリス館
今日は午後から調停があるが、少し早めに自宅を出て港の見える丘公園に行ってみた。
バラ園にはちらほらと赤や白やピンクの花が咲いていて、高齢男女のアマ画家たちが西洋館や木々を描いていた。皆さん実にお上手である。
ここから眺める横浜港とベイブリッジは、昼間の景色も悪くはないが夜景が一番いい。このあたりを起点に、山手地区の西洋館巡りをするのも、実にいいものである。
ここ港の見える丘公園にはイギリス館と山手111番館、元町公園あたりには山手234番館とエリスマン邸、ベーリック・ホールがあり、その先の山手公園には山手68番館、テニス発祥記念館がある。そしてイタリア公園にはブラフ18番館と外交官の家があり、ここから仕事先の裁判所までは10分ほどてある。
山手本通りを中心に、時々西洋館巡りをするが、何といってもこの山手地区で忘れられないのが、聖母愛児園とカトリック山手教会である。
先妻をガンで亡くした昭和47年の約9ヶ月間、生後まもない二男を預かってもらったのが聖母愛児園。もう41年も前の事であるが、時々会いに行ったときの、ベビーサークルにつかまり立ちしている息子の姿を思い出すと、今でも涙が目に滲む。
カトリック山手教会の庭園にある聖母マリア像を礼拝したあと、聖堂でしばし佇みながら今の倖せを感謝する。当時世話になった戸塚聖母の園の、シスターSさんの顔が浮かぶ。久しくお会いしていないので、近々お訪ねしようと思う。 25/11/1
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