ハチの家文学館

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ちょっと多忙な3日間

2017年01月26日 16時19分11秒 | ハチパパのひとり言

              江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅から江ノ島方面を望む

1月23日(月)

午後1時半から丸の内の蕎麦屋で、年2回の銀行同期入社の会食の日であったが欠席。午後1時頃、家庭裁判所内の非行少年更生支援団体である神奈川少年友の会事務室で、25日開催の講演会レジメ印刷。 

午後3時から家庭裁判所と少年友の会との連絡会議に出席、4時40分終了。帰宅前に戸塚にある行きつけの小料理屋「梓」で〆張鶴の冷酒2本を飲む。肴はいつもの刺身をやめて、滅多に食さない銀ダラの煮つけと平目の煮こごり。美味しかった。

1月24日(火)

神奈川少年友の会会員として時々お手伝いしている老人ホームの車椅子清掃に参加。午後1時40分鎌倉高校前駅ホームに集合なので、ちょっと早めに自宅を出て、鎌倉駅からすぐ江ノ電に乗らず、御成通りから和田塚駅、由比ガ浜駅を経由して、長谷駅まで歩いた。

長谷駅前の長兵衛で鎌倉丼を食べようとしたが、閉鎖されていたため由比ガ浜海岸方向へ歩いて見つけた、民家風のイタリアンレストラン「長谷の和遊庵」に入る。ここはママさんが一人で切り盛りしていて、店内ギャラリーで仏像その他の版画展をやっていた。食事しながらママさんと写真や絵の話に夢中になってしまい、長谷駅から鎌倉高校前駅への電車に1本乗り遅れてしまった。

老人ホームの車椅子清掃には、家庭裁判所調査官、保護者と少年、神奈川少年友の会会員の総勢21名参加。4人一組で5チームに分かれて各々4~5台の車椅子を丁寧に掃除した。私のチームは今回汚れがなかなか落ちない車椅子が続き、一緒に作業したお母さんと少年が一所懸命に汚れを落としていた。サッカー部に所属する目の綺麗な少年で、私の息子がテレビによく出ている元全日本代表武田修宏君と、小中学校当時同じチームにいたことを話したりして打ち解けた雰囲気が出来た。

1月25日(水)

午後3時から、家庭裁判所で神奈川少年友の会付添人研修講演会があり、準備と司会進行で早めに自宅を出発。演題は「少年事件の調査と少年の心理について」で、臨床心理士資格のある主任家庭裁判所調査官のいいお話が聞けた。

昨年3月まで6年間、家事調停委員として離婚調停や遺産分割調停などに携わってきたが、特に離婚調停の場面で、幼い子どもを持つ親も多く、親権や親子の面会交流、養育費のことで揉めることもしばしばで、子どもの行く末を案ずることも多かった。

いま、少年友の会会員として、非行少年の審判付添人や再犯防止活動等に携わることがあるが、非行少年の家庭は親が離婚していることが少なくない。両親揃っていれば非行少年は生まれないというわけではないが、少年の心理を読み解きつつ、親代わりの面接を通して、少年の更生に少しでも役立つ手立てを考えるためにもいい講演会だった。 

講演終了後、家裁近くの中華料理店で、友の会研修部の定例会を兼ね夕食会を開く。今年度3回の研修会と、女子少年院の施設見学を計画通りにすべて終え、研修部長の私としてもホッとした。横に座ったTさんと、殆ど二人で紹興酒1本を空けてしまった。

今日からカミサンは九州に6日間の里帰り。昨年2月に乳がんで亡くなった長姉さんの一周忌のためであるが、またまた老人の独居生活が始まる。できるだけ冷蔵庫の中を片付けられるようにしたい。明日は浅草雷門待ち合わせで、年一回恒例の銀行浜松支店の職場仲間「浜一会」がある。こちらも高齢者ばかりで参加人数は減少するばかりである。忙しい3日間だったが、こういう楽しみもあるので、いつまでも健康でいたいものだ。

 

 

 

 



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