ボクのお父さんは、今日会社を定年退職しました。と言っても55才、60才の節目に、関係会社へ転籍などしてそれぞれ定年を経験していますが、今度は65才の定年で、正にサラリーマン最後の日となりました。60才定年のときは、2年の間、ボクとお母さんと愛車パジェロに寝泊りしながら、九州から北海道まで全国行脚、お父さんの仏像撮影に家族ぐるみでお付き合いしてきました。その後同じ銀行の年金の仕事に再就職して3年、また定年退職したという訳です。
この3年間、東京晴海のトリトンスクウエアという超高層ビルに通勤していましたが、1000人近い大きな部署で大勢の素敵な女性に囲まれ、その皆さんの笑顔を拝見したり、公私にわたる会話が楽しくて、往復3時間の通勤が全く苦にならないほど快適な職場生活をしていたようです。
最後の挨拶のあと、同僚から花束をいただき、また、銀座のデパートの包装紙に包まれた素敵なプレゼントもいただいたようです。皆から開けてみてと言われびっくり・・・。
「何か希望の品はありますか?」と事前に言われ、お父さんたら図々しく「皮のペンケースがいいな」などと言ってたようで、そのとおりのダークグリーンの高級な皮のペンケースが入っていました。今まで100円ショップのペンケースを使っていましたから、お父さんすごく嬉しかったみたい。そのほかにもお揃いの色で、ブックカバー、PCのマウスパット、チェックのハンカチまで贈られたんです。家に帰って来るなりお母さんに見せびらかしていました。お父さん大事に使ってね・・・。
お父さん、ベッドでお母さんに今までのいろんなことをしみじみとお話してました。サラリーマン生活45年、ボクには想像もつかない長~い人生なんだね・・・。お父さん、本当にご苦労様でした。 21/9/30
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