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音楽と私

2019年11月09日 06時00分00秒 | ハチパパのひとり言

音楽とは音を楽しむと書くが、近頃その音楽とはすっかりご無沙汰で、ラジオから聴こえる歌の数々を耳にするぐらい。

およそ50年前に買った真空管式のトリオのアンプやチューナー、パイオニアのレコードプレーヤー、ダイヤトーンのスピーカーも、今年の春に断捨離で処分してしまった。レコードが残るのみで聴く術がない。持っていたヒュッテルのトランペットや日管のトロンボーンも、今年中学に入って吹奏楽部に入部した孫娘にやってしまった。

学生時代は吹奏楽部でトロンボーンやバリトンを吹いていたし、社会人になってからはスイングジャズのビッグバンド「楽団ジェリーメン」を結成してやはりトロンボーンを担当、銀行勤務ということもあって、マネージャーも兼ねて楽器の購入等もしていた。

当時、ロンドンセルマーのバリトンサックスなどを月賦手形(マル専手形という)で買い込み、そのバリサクは今でも最年長78歳のMさんが吹いている。「楽団ジェリーメン」は郷里浜松で活動中で結成54年にもなる。

これまで、ライブハウスでプロの演奏や歌を聴きながら酒を飲み、ジャズに酔いしれ、レコードやCDでクラシック・童謡・唱歌・ニューミュージックなどを聴き、とことん音楽に親しんできた。

音楽は私の心の琴線に触れる魔術のようで、わが人生の折々の処方箋としてたくさんの癒しを享受出来たことは至極しあわせなことと思う。車のCDには童謡、唱歌が入っている。懐かしい気持ちになって運転中も心が落ち着く。



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