真っ赤な色紙に書いていたのは、江戸時代の三人の名言。
徳川家康
人生は重荷を負うて
遠き道を行くが如し
急ぐべからず
植村正久
深く熱く求むべし
道おのずから開けん
佐藤一斉
春風以って人に接し
秋風以って自らつゝしむ
徳川家康は誰もが知っているが、植村正久は安政年間に生まれた明治大正期のキリスト教指導者。牧師。佐藤一斉は、「この人物が居なかったら、日本の夜明けは無かったかも知れない」と言われる江戸時代後期の儒学者。
どんな本を読んで書いたか記憶はないが、私の人生は正に重荷を負うて遠き道を行くが如しであった。また、深くはないが情熱的な生き方をしてきたし、人にやさしくしてきたつもりだが、自らを律して生きることはできなかった。子として親に、親として子に、もっとやさしくしてあげればよかった。
一 規律正しい精神生活を送ることに努めること
一 常に真実性と明朗性を失わないこと
真っ赤な色紙の裏に書かれた私の箴言。27才で前妻を亡くしてからの生活はこれとは真っ赤なウソになってしまった。
真実性だけは変わらないが、青少年時代そのままの、どこか悲哀を感じたまま大人になってしまった。
しかし、人生苦あれば楽あり、今いちばん幸せな人生を送っている自分がいる。
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