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ラジオ深夜便26・・・老いを見つめる

2011年01月13日 06時01分02秒 | ラジオ深夜便

午前4時15分に目覚める。枕元のポケットラジオのスイッチオン。

NHKラジオ深夜便4時台「明日への言葉」が耳に入ってくる。        

今日は作家黒井千次氏の「老いを見つめる」。

ディレクターの「上手な老い方は?」の問いに黒井氏は、
老い方に上手い下手はない。

その人の年令に合った生き方をすればよい。
老いというのは、突然やってくるものではない。

幼年、少年、青年、壮年という時代があってやってくるものだ。
こういうお爺さんお婆さんになりたいと思っても、もう間に合わない。

誠に言いえて妙である。紀元前古代ローマ時代に書かれた老いに関する文献まで調べ、ご自身の創作活動の中で培われた「老い」に関する知識、経験は、聞いていて唸らせるものがある。要は自分流の生き方をすればいいということかなと思う。



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