
午前4時15分に目覚める。枕元のポケットラジオのスイッチオン。
NHKラジオ深夜便4時台「明日への言葉」が耳に入ってくる。
今日は作家黒井千次氏の「老いを見つめる」。
ディレクターの「上手な老い方は?」の問いに黒井氏は、
老い方に上手い下手はない。
その人の年令に合った生き方をすればよい。
老いというのは、突然やってくるものではない。
幼年、少年、青年、壮年という時代があってやってくるものだ。
こういうお爺さんお婆さんになりたいと思っても、もう間に合わない。
誠に言いえて妙である。紀元前古代ローマ時代に書かれた老いに関する文献まで調べ、ご自身の創作活動の中で培われた「老い」に関する知識、経験は、聞いていて唸らせるものがある。要は自分流の生き方をすればいいということかなと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます