今朝のNHKラジオ「日曜訪問」で、工藤直子さんを初めて知る。詩を書くくせに工藤さんを知らないなんてと叱られそうだが、御年75才でハキハキとご自分の詩を朗読されていた。
25年前からひらがなだけの詩を「のはらうた」として何冊も本を出され、ベストセラーになっているという。野原の小さな生き物たちを主人公にして語るという楽しい詩集らしい。小学校の教科書にも載っているそうだ。
硬い漢字を使うより、ひらがなを使ったほうが、やさしく感じるという。同じことばを3、4回も続けて、深い思いを表すこともあるようだ。工藤さんの朗読は、ことばの楽しさが感じられ、詩で遊ぶということだとも言われています。
私は詩を書くときは少年のような心になってと思っています。純真な少年のような気持にしょっちゅうなれるわけではありませんが、工藤さんのように75才になっても詩を書き続けたいと思います。工藤さんのような詩はとてもとても書けませんが・・・。
今朝の放送では、工藤さん自身がとても印象に残っているという詩「おれはかまきり」を朗読され、小学校の模擬授業や講演会などのいろいろなエピソードを語っておられました。まさに工藤さんの真骨頂といえる詩でした。
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