いつも思うことであるが
カミサンと二人でいるとき
こうして当たり前のように
二人で朝ご飯を食べているとき
朝日が眩しくてたまらないとき
なぜか目に涙が滲むことがある
どうしたの?とカミサンが言う
もしも独りでいたらゾッとする
そう言うとカミサンが笑う
恥ずかしいとか照れてるのと違う
心底カミサンに感謝している
再婚して27年目に入った
同じ数字の27歳のとき
がんで旅立って行った妻
3歳と0歳の息子の面倒を
20年も面倒みてくれた母
その亡き家族と仏さまに毎朝
ご飯とお茶とお水をお供えして
供養の灯と香を欠かさないカミサン
もしも独りでいたらゾッとする
そう言う私の顔を覗きながら
どうしたのよとカミサンが笑う
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