gremz:エコアクション
<p><font size="4"><font color="#00CC66" face="MS 明朝" size="5">ネアンデルタール</font></font><br>
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ジョン・ダーントン 著 嶋田 洋一 訳 ソニーマガジンズ 刊 <br>
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<img src="book/neanderuta-russ.jpg" width="100" height="142"> <br>
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行方不明になった、恩師<font color="#FF66FF">ジェローム・ケリカット</font>教授からの手紙を受けとった、古人類学者の<font color="#FF66FF">スーザン・アーノット</font>教授と、<br>
<font color="#FF66FF">マット・マッティスン</font>教授は、峡谷へと向かいます。 <br>
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ホジェントに到着し、<font color="#FF9999">「別の世界に続く鎖の輪」</font>(=橋)を、渡って、白銀の世界へ足を踏み入れた5人の見たものは・・・。<br>
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最初は、ケリカット博士の生存が気になっていましたが、途中からは、興味が他へ移りましたね。<br>
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特に、峡谷を、「鎖の輪」で渡ってからは、目が離せません。<br>
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これも、映画を観ていなかったので、味わえる楽しみ。 <br>
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<p>後半からは、一気に読めます。<br>
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小さいヤマ場が、沢山あって、何度も盛り上がれるので、楽しめます。 <br>
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ネアンデルタール人が、農耕民族(ベジタリアン)と、狩猟民族(肉食)に分裂して、生活していたことは、意外でした。<br>
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狩猟民族と言うだけで、これほどまでに、獰猛か(笑)と驚きましたが・・・。<br>
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食人の習慣は、・・・ちょっと・・・いくら物語とはいえ、馴染めませんでした。<br>
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読んだ方は、多分、落ち込むと思います。<br>
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ネアンデルタール人に、他人の見たものを、そのまま見とおせるという・・・特殊能力があったという話も、<br>
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個人的には、ちょっと、違和感を覚えました。<br>
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生還者はいるものの、暗いイメージが残りますね。<br>
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次回は、サクセスストーリーを読みたいと思います。</p>