「プラスト」と言えば防音対策に最も適する秀逸な内窓ですが、実はその気密性からよりレベルの高い断熱性能をお求めの方にお勧めできる製品でもあるのです。
古くから内窓が普及していた北海道では「内窓≒プラスト」が常識ですが、実のところ北海道を除く地域ではその名はあまり知られていません。広告宣伝をほとんどしていない製品ですが、知る人ぞ知る隠れた名品なのです。
さて、長野市に暮らすK様から内窓「プラスト」のお問い合わせをいただいたのは昨年の夏ごろでした。
今までLIXILのインプラスを他の窓でご採用されていたK様でしたが、掃出し(テラスサッシ)のレールの形状が出入りに適さないため、縁側での設置はあきらめていたそうです。縁側の向こうはすぐ千曲川が流れていて、川から伝わってくる冷気は縁側から室内に容赦なく入り込んでくる状態。何とか掃出しに適する内窓はないかと探していたK様がやっと出会ったのが内窓「プラスト」でした。
「プラスト」は断熱性の高さに加え、下レールの丘戸車式という箱型の形状が他社の内窓にないもの。
検討にあたって、下レールを切断した部材をメーカーからお送りし実際に見ていただきました。
一般的な内窓の下レールはレールの突起が露出していますが、「プラスト」は箱状のレールに気密材が入った溝があるのが特徴。断熱性能アップのためのレールの形状ではありますが、出入りの際にその上を足で踏見込むことが可能なのです。*一般的な内窓のレールは、踏込むことに抵抗を感じるため外に出る際に内窓のレールとサッシのレールの両方をまたがなくてはなりません。
12月下旬。雪もちらつく寒さの中、プラストの施工に伺いました。
施工前、ガラス面の結露が寒さを物語っています。
プラストの枠を取り付けるため 2.5センチの増し枠を取り付けました。増し枠の芯は木です。これも断熱性UPのためです。
プラストと他の内窓との施工の違いは、このタッカーを使って枠を取り付けることです。
タッカーで取り付けた枠の上に、もう一つの枠を重ねます。(枠が2重構造になっています。)
上枠はバウンド式で、鴨井と溝との隙間を抑えています。たわみやゆがみにも対応し気密性を保ちます。
気密性と開閉のスムーズさを両立するため、上枠のバウンドの調整を丁寧に行いました。
木目調のプラストの設置が完了しました。
K様念願の掃出しに内窓が設置できました!!
前面の千曲川の土手から来る風にも負けない窓になり、K様にも大変喜んでいただきました。
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