その日の大阪入りは夜半近くになった。それでも取材出来る店が有る
というのは流石に大都会大阪「24時間眠らない街」だ。
そうなるとね、テンションをね、此方もね、それなりに上げて行かない
と楽しめない。
幸い今日の夜汽車では隣り合わせたW田氏と2時間半、喋りぱなし
だったからこの時間でも、頭の覚醒は持続している。
少々、ホテル探しに時間を要したけれど荷物を置くと、直ぐに向かった
のは「曽根崎新地」
表から窺うと店内は照明暗く、良く見えないし、赤いスポットライトの下
人が蠢くイメージは入店しても変わら無い。
奥は結構盛り上がっているようだが、一寸距離を置くだけでこの位置
からは、静観出来る。
数年前に取材をと、店前まで来た時は、運悪く「改修中」だった
それだけなのに、今回、初めての様な気がしないのが面白い。
中程のスタンドテーブルに落ち着いてと・・・・・・
マネージャー(MR.HAN)が寄って来た。
『いらっしゃいませ、クールに決まってますね』
流石だ、大阪、何時でも「よいしょ」は忘れない。
『バス有ります?』
『バスペールエールですね、有ります』
『それとRoo Specialを』
バーガーがサーブされるまで持つかなあ、瓶のまま飲むBassの
冷たさが心地良い。
BGMの音量も悪くないねえ、ここは酒を飲む場所という、空気感が
が支配している。灰を捨てただけの灰皿は一寸勘弁だが、女性ス
タッフがいない店というのはこんな風になるのだろう。
こりゃあ、Y.M.氏も撮影には苦労しただろうねえ、カメラ側で光源選択を
しても全く変わらねえや。セオリー的にはフラッシュを使うのだろけど
自分のポリシーでは使わない。ま、良いんじゃない、実際食べている時
は、もっと暗い中で、食べているんだから臨場感重視ちゅうことで。
えっ「画像では、美味く見えない」ですか、それがねえ、ビックリする
ところなんですがねえ、久し振りに「好みの味」に出会いましたよ。
最近取材したハンバーガーは、ナチュラル系が続いたからでしょうか
このパティーの厚さとスパイシーさ、肉の旨みに嫌らしさが無い。
若干しっとり感を保ったセサミバンズも味が有る。こういう事が有るから
ハンバーガー取材は止められないんだな。
HAN氏に美味しかったことを告げると、奥からオーナーHASHI氏を呼んで
来た。彼は月の内、沖縄店に3週間、大阪店に1週間のローテーションで
行き来しているとか。これで又一つ、沖縄行きの楽しみが増えましたわ。
しかし、HASHI氏の手の分厚さってどうよ!成る程、この手があの男らしい
ハンバーガーを作るのか、そう此処での「サヨナラ」は「HANDSHAKE」なん
ですよ。
--shop data--
店名:BAR CAPTAIN KANGAROO
所在:大阪市北区曽根崎新地1-5-20(Yahoo!地図)
電話:06-6346-0367
営業:18:00~翌朝05:00(日曜~24:00)
定休:無
御代:Roo-Special Burger(¥900)Bass(¥600)
<取材日:2009/4/10>
そうですか、まだ在りましたか……なんて言っちゃうと失礼ですね。でもまぁタダさえ出入り・興亡の激しい世界、しかも大阪はキタの中心地にあって、数年前に訪ねたお店が今もこうして健在なワケですから、もうそれだけでも大したものと讃辞を送らねばなりませんよネ。
しかしタカシ様……物怖じせず、本当にいろんなお店に飛び込まれてますよネ?地元高知のお仲間方は、きっと度肝を抜かれておられるのではないでしょうか。各回の記事にこれだけの「落差」があるブログもめずらしいように思います。
>「落差」があるブログ
お褒めの言葉でしょうか。これは性格でしょうね、似たような記事が続くと、自分のブログでありながらイライラします(笑)
慌てないでパイペースで進めて下さい>創刊号
またまってますね!
そしていつの日か沖縄くるときは連絡くださいね。
大阪よりもいろんな意味で何倍も美味いハンバーガーがまってますよ!!