主な目的は「丸亀市猪熊弦一郎美術館」で今日から開催されている
催しですが、せっかくねえ、ETC割引でも片道、1,230円掛けて行くんやから
目的が一つでは勿体無いよね。と言うことで土器の中村で朝食兼
昼食をすることに。
公称「丸亀駅から車で5分」自分の足で歩いたら何分で着けるか
TOKIOみたく、少し冒険心が芽生えた私は、車を丸亀駅前地下駐車場に
置いて歩き始めた。この時点で車で5分と云う距離は約2kmという
世間一般の常識を知らなかったが、結構な日差しの下、JR高架が
作る影を伝って土器川橋を目指すのであった。
入り口で一呼吸、と言うかワンショット撮す間、例のタオル頭の
おじさんが待機してくれているのがファインダーの端に見える。
今日こそは、決めていた注文を間違い無く言おうと、ココ迄の
長い道すがら、呪文のように念じて来た「醤油うどん、大」……言えた!
醤油うどん大300円+竹輪天100円+海老天150円
締めたうどんが入れられた丼を受け取ると、すかさず大根おろしを差し出し
『ソレ全部、擦って貰って構いませんから』
と6センチ位の大根片を乗せてくれている。
ネギを律儀にスプーン二杯取ると窓際の席を確保し、今度はフライ物を物色する。
他のフライ物より50円高い海老天が、一番取り易い位置に置かれていて
何気に取ってしまった。
店では掛け醤油を「一回り半」で奨めているが、大の場合「二回り半」が
私の塩梅であった。が、食べ始めは「一回り半」から進めるのが賢明でありましょう。
本場讃岐の「醤油うどん」を頂いたのは今まで、数える程しか記憶しない
のですが、今回、深く認識したのは、他の饂飩に比べて「円滑に食べられない」
と言うこと。かけうどんは当然乍ら、ぶつ掛け、ザルうどんであっても別に
出汁という麺に潤滑的な働きかけをするモノがあるのですが「醤油うどん」
に限ってはそれを醤油と大根おろしのみに依存しているという状況なので、コレこそ
うどん通であるところの地元民ならでは、の食べ方であろうと思った次第。
OM-2N+Zuiko MC Auto-W 28mm/F2.8 (Fuji PRO400H)
県営丸亀安達団地前を右折、この時点でうどんの看板発見!(シューズモトキ)
土器川橋より瀬戸内側を望む。
中央に見える「丸亀新聞放送会館モトリス」を目指し左岸を北上。
--shop data--
店名:中村うどん ※HPはココ
所在:香川県土器町東9-283(Yahoo!地図) ※丸亀駅から徒歩30分
電話:0877-21-6477
営業:10:00~14:00(麺切れ終了)
定休:金曜
駐車:5台
取材:2014/6/14
※前回の記事→2009/3/8