丘にそそり立つ場所に母校がある。
昨日はその前の道を通りかかった。
卒業してから、もう○○年か…
人は、当たり前だが思い出深い時期の出来事ほど記憶に残るものだ。
僕の場合は、全ての学生時代を通して14~15歳の頃が最も濃密な時期だったような気がする。
あの頃より若干古びた感じもしたが、変わらぬ校舎の姿を見て安心したよ。
せっかくだから、当時によく行動していた周辺の場所も巡ってみた。
僕の後ろにある、くぬぎの木は子供の時によくクワガタ獲りをしていた木。
今も元気に樹液を出しているようだ。
住宅街に入ると、あちこちに見覚えのある家が点在し…
よく学校帰りに寄っていた友人宅も表札の名前が変わっていなかった。
今も元気でいるのかな?
どこに勤めているのかな?…と想像しつつ過ぎていった。
そして…
誰にも言わなかったけど、大好きだった女の子の家もそのままあったね。
結局、本人にも告白しないまま卒業してしまって、そ