BOΦWY BEAT EMOTION

5th。

８ビートの、所謂『立てノリ』Jポップロックの礎的な存在の作品。
音色的にどうしても時代感を感じるものもあるが、
収められている曲のアレンジなどは、今でも通じる普遍的なスタンダード部分をすでに備えているような気がします。

布袋一人でのアレンジワークだが、堅実なリズム隊の貢献はやはり在ってのことだと思う。
その布袋のバッキング及びソロも実に自由奔放に思え、聴いてて気持ちいい。

氷室のアーバン且つどこかアダルティックな雰囲気の歌詞は、
フォロアーが出そうで出てこない、唯一無二のヒムロックワールド。

これもまたまごうことなきj-pop名盤の一枚かと。

ケツメイシ ケツノポリス４

ケツメイシの４枚目。
あまり聴かないジャンルだが、これは自分的には珍しい、数少ないヒップホップ系j-popの中のお気に入りの一枚。

疎ましく思わせないギリギリのラインのおふざけ具合と、
どこか大人の余裕を伺わせる歌詞の妙がこの上なく心地よい。

M1の『ドライブ』や、M8の『君にBUMP』等、
キラーチューンの『さくら』以外でも、上質なpopサウンドが堪能できる。