神谷大輝の小説

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BLEACHANOTHERSTORY

2024-10-18 14:56:06 | 日記
俺の名前は青柳龍平、高校二年生だ。いつも平凡な毎日を送っている。
俺が住んでいる夢が島はとても平凡だった。
まあなんか超常的な事が起きないかな?と思っている。ただそんな事はないと自覚している。
親も普通の母親と父親だ。なんも変哲もないサラリーマンと、専業主婦だ。
進路の事でも煩くて、大学に行けだの、ちゃんと職について一人暮らししろと、細かく煩い事を言ってくる。
両親も居ない奴もいるから、邪険に出来ずにいる。だから反抗はしない。
坂嶺学園の高等部に通っていて。妹の華恋と恋華は双子で俺より一学年したの高校一学年で、同じ坂嶺学園の高等部に通っている。
「お兄ちゃん、早く起きてよ。土曜日だからって、寝坊はいけないんだよ」
恋華は毎日俺をこうやって起こしてくる。
「もう少しだけ寝かせてくれよ」
俺は意地になっても、起きないつもりでいる。
「起きなかったら、ゲーム無しだってお母さん言ってるよ」
「さてと、起きるか」
「お兄ちゃん」
じ~っと俺のことを変な目で見てくるので
「わかったよ、ほれ百円」
百円を恋華は拾うとそのまま去って行った。
次に華恋が来て
「お姉ちゃんばかり、ずるいよ」
と言ってくるので華恋にも百円をあげる事になる。それが日常だ。
それよりも早く朝御飯食べるか!
リビングに行くと母さんが
「あっ、龍平。龍騎はさっさと塾行ったわよ。双子なのにねえ」
龍騎は双子の弟で、恋華と華恋は二卵性双生児で、俺と龍騎は一卵性双生児だで、四人兄弟の長男だ。
まあ龍騎も昨日の朝は俺と同じだたけどな。塾って土曜日もあるのだろうか?
「でもさあ、母さん。龍騎の通ってる塾って、土曜日もあったっけ」
「友達のお父さんが塾の講師やってるんですって。龍騎は旭川西高校だからね。何で龍騎だけ違う高校なのかしら」
旭川西高校と坂嶺学園とでは、坂嶺学園の方が偏差値が高いのだ。
しかし龍騎は旭川西高校に通いたいと言ったのだ。因みに親父は大学の教授だ。
大学の教授という役職に誇りを持っている。だから大学に行って、大学の教授になれと親父は、俺と恋華と華恋に言う。
龍騎には何の興味も示さない。龍騎だけ可哀想だと思うが、龍騎は平然としている。
俺は朝御飯を食べると、映画館に行く事にした。

この街も相変わらず変わらないな。いやね、少しは変わってるんだけどね。
例えば昔はブックオフがあった場所は、今は歯医者になっていたり。
イオンが出来たり、高層マンションが建ったり。ケーキ屋さんが潰れて、和菓子屋になったりと、色々変わっている。
それでも変わらないのだ。雰囲気も環境も。
あれ…なんか人が倒れているな
「大丈夫ですか?」
「触るな!!人間!!」
触るな人間?なんだ、こいつも人間だろ。
「何言ってんだ?お前も人間だろ?」
「僕に構うな!!」
と言いその場を走って去って行った。
何だったんだ?
「兄貴、何してんだ?」
龍騎が覗き込んできた。
「あっ、龍騎か?お前塾は?」
「それがさあ、先生が風邪をひいてさあ、授業受けれなかったんだよね」
「そうなのか?龍騎お前、親父の事気にすんなよ」
「解っているよ、俺には母さんが居るしね」
なんだか安堵した。
「あっ龍平君ともう一人龍平君が?分身の術でも使ったの?」
友達の早川俊樹が話しかけてきた。そうか龍騎と会うのは初めてか。
「俊樹、こいつは双子の弟の龍騎だ」
「初めまして、龍平の弟の龍騎です」
「なんだ、双子の弟だったんだ、びっくりしたなあ」
俊樹は龍騎を見つめると
「双子だから、間違いそうだよ。でも髪の毛の色が違うね。龍平君が赤、龍騎君が茶色だね」
この髪の毛の色は地毛だ。ちゃんと地毛の証明も先生にはしてある。龍騎も当然してあるみたいだ。
「龍平君。今日一緒に勉強しない?」
「龍騎も一緒にいいか?」
そう俊樹に言うと、龍騎は
「いいよ、僕の事はさあ。そんな事よりも、友達なんでしょ、大切にしなよ。じゃあ」
と龍騎は逃げる様にその場を後にした。

勉強会も終わり家に帰り部屋に行くと、龍騎の部屋から鳴き声が聞こえた。
「俺だって、父さんに認められたいよ…でも…でも」
そんな事を言っていた。
しかし龍騎になんで親父は、あんなに邪険にするんだ?
「ただいま」
親父が帰ってきた、親父の名前は龍二で母さんが華林だ。

☆ 次の日

日曜なので、俊樹が家に遊びに来た
「龍平君、今日ゲーセン行こうよ」
「わかった、ちょっと待ってな」

そしてゲーセンに向かう事にした。まあ勉強は昨日したからいいかな。
そんな事よりも、龍騎の事が気になっている。あいつ大丈夫かな?
ゲーセンに着くと、格闘ゲームコーナーに向かっていた。
俺たちはいつも格闘ゲームをしている。お金が無くなるまでやる。
格闘ゲームをしている時は楽しいし、わくわくする。
そして俺たちの格闘ゲーム大会が始まった。

ゲーセンから帰る最中に変な怪物が俺に向かってきた。
なんだか訳わからん状態になってるよ、あの怪物は一体なんなんだ?
見たこともない、訳わからん?しかしあの怪物が友好的かどうかは一発でわかった。
その時変な記憶が紛れ込んで来た。
(母さん、何なの?あの怪物?)
(龍平これから母さんは、あの怪物を止める、龍平は逃げなさい!!良いわね!!)
その後何が起きたかは記憶に無いが
(母さん!!母さん!!しっかりしてよ母さん!!)
母さんが死んだ?しかも今の母さんとは違う?何で?どうして…?
「なんだ…か」
と俊樹が何かを呟いた。なんなんだ?変な怪物が俺たちに襲い掛かって来た。俺は無我夢中で逃げていると、昨日の変な奴が怪物と対峙した。
「お前は虚か?それとも悪魔か?いや虚だな。咲き誇れ八重桜」
そう変な奴が言うと刀が変化した。六枚の刃が周りを舞っていた。
「瞬殺華」
六枚の刃が空中を舞、怪物に向かって素早く切り裂く様に舞っていた。
刃が怪物を切り裂くと。怪物は何か光線を放っていた。
「セロか。防御梨華」
六枚の刃が光線を切り裂いた。
「トドメだ」
と言った時に怪物が更に大きな光線を放っていた。
「まずい、グランレイセロだ!くそっ」
変な奴に光線が当たり、変な奴は倒れ込んだ
「大丈夫か?お前?」
「あの時もそうだが、お前、俺が見えるのか?」
「何言ってんだ?」
変な事を言う奴だな
「危ない!!離れろ!!」
と変な奴が言った、その時怪物の爪が俺の背中を切り裂いた。俺は痛みに悶絶しかけた。更に怪物が俺たちに向かってきた。俺は俊樹を引っ張りながら逃げた。
逃げている時に、俊樹は倒れてしまった、変な奴が。刃を怪物を切り裂き怪物は唸った。
怪物はまた光線を放った。変な奴は避けきれずに当たってしまい、倒れ込んだ。
変な奴は力を振り絞り
「縛道の六十四鎖条鎖縛」
鎖が現れて怪物に巻き付いた。その間に
「もう、お前にかけるしかない!」
そう言うと変な奴が俺に刃を向け
「お前に、死神の力を譲渡する、名は?」
「俺か?俺の名前は青柳龍平だ!」
「俺は、東堂太一、死神で十番隊第三席だ」
刀を俺に突き刺した
力が湧いて来る、何だこの力は?強い力が漲ってくる。
「来いよ化け物」
俺は刀で怪物を切った。
しかし怪物はこちらに光線を放って来た、俺はそれを避けると、怪物がこちらに向かって来た。
(お前は俺を使いこなせるか?)
何だこの声は
(我が名を叫べ、断ち切れ龍神丸と)
何だか解らないが
「断ち切れ龍神丸」
その時刀が透明になり、力を感じる。
(放て、炎牙龍滅を)
「炎牙龍滅」
炎の斬撃が怪物に当たり怪物は炎に閉じ込められた。
(炎滅波を使え)
「炎滅波」
そう唱えると爆発した。怪物は消えた。
「早く身体に入れ」
俺の身体が公園に転がっていた。
あの後なんやかんやがあり俊樹と別れて家に帰っていた。家に帰ると龍騎が待っていた
「兄貴ともう一人誰だ?」
「俺の名前は東堂太一死神だ」
「死神?どういう事だ?」
「それも説明する。それより何で俺がこの現世に居るか、それから説明しよう。」
といい説明を始めた
「俺は死神といって、尸魂界に住んでいるんだ。そして護廷十三隊と呼ばれる組織の十番隊という隊に所属している。死神の仕事は虚を倒して浄化する事と、霊を魂葬といい尸魂界に導く役割をしている。しかし最近悪魔と呼ばれる種族が尸魂界に襲いかかってきた。悪魔は三千年前に絶滅した筈だった。しかし生きていたのだ。まあ悪魔は何事もないように去って行ったがな。しかし油断は出来ない!そうして現世の空座町に俺が派遣されたのだ。」
その話を聞いて、もしかするとこれから俺はあの怪物と、戦わないといけないのか?
俺は戸惑ったいきなり死神代行となり、死神の力を受け継いだのだ、これからどうしたらいいんだ?
「兄貴は死神代行になったのか?」
龍騎がそう訪ねて来たので
「そう言う事らしいな」
と俺は返答した。
「俺は…どうして…俺も死神代行になりたい」
「それは無理だな、死神の力をもう龍平に譲渡したから、俺に死神の力は無いんだ」
「そんな…」
「龍騎…お前…」
「もういい!!」
龍騎は部屋を飛び出して行った。龍騎は多分悔しいんだろうな。
親父は龍騎に興味無いし、母さんも少ししか相手にしてくれない。華恋と恋華とも仲が悪いし。悔しいんだな。
俺にしてやれる事って一体なんなんだろう?
俺は龍騎を探した、多分あの公園だろうな
公園に着くと龍騎は一人黄昏ていた。俺だけ死神の力を手に入れたのが悔しいのかな?
俺はそう思い、どう話しかけて良いか解らなかった。
「兄貴はさあ、俺の憧れなんだよ」
龍騎はポツリポツリと本音を話し始めた。
「俺さあ、何で旭川西高校にしたかと言うとさ。俺兄貴と比べられるのは嫌なんだ。俺の理想の兄貴に勝てる訳無いのにさあ。だって俺は坂嶺学園に入学しようと思った事はあるよ、でも兄貴には勝てないし、兄貴には迷惑かけたくなかった。その為に旭川西高校を選んだんだ!!俺さあ、兄貴に勝ちたいんだ!負けたくないんだ!もうこれから」
「龍騎…とにかく帰ろうぜ。お前にもきっと力はあるよ、お前から何か気みたいなの感じるんだ、あの太一って奴みたいにさ、これはウソでも同情でもないぜ」
「兄貴。それでも俺は…俺は…兄貴と戦いたい!そして兄貴に認めて欲しいんだ!」
そう言うと泣き崩れてしまった。俺はただ見てるしかなかった。泣き止むまで待った後一緒に帰った。
部屋に行くと太一が部屋に居た。
「とにかく斬魄刀の使い方をマスターして貰う。」

次の日

俺は登校していた。この道は永遠に枯れない薔薇が生えている。この夢が島では有名だ。華恋と恋華も一緒に登校した。
しかしまあ、あの後龍騎は部屋に閉じ籠もってしまい、どうしようもなかった。
「おはよう龍平君。そうだ、龍平君放課後虹島公園に来てね、龍騎君も連れて。」
「わかった」
「それにしてもまさか龍平君が死神代行になるなんてね。まあ何かの運命?それとも?まあいいや」
と言い俊樹は去った。
教室に着くと廣瀬充希が俺に話しかけてきた。
「よっす、昨日数学の宿題忘れてさ、写してくんない?」
充希は幼馴染で俊樹と同じく親友だ。
「別にいいけど」
と言い数学のノートを渡した。
「あっ、龍平。あんたさあ最近空手道場来ないけど、一体なんでさ」
桜道ほたるが話しかけてきた。ほたるは幼馴染でお隣同士だ。
「最近、ちょっとね都合が悪くて」
「たまには顔だしなよ、いいね!」
「わかったよ」
「そんな事より、明日さあ、肝試ししないか?」
肝試しか…霊を魂葬するのも死神の仕事だったな。
「いいよ、肝試し面白そうじゃん、龍平もやるよね」
「いいぜ」

そして放課後虹島公園に龍騎を連れて来た。
「龍平君。ここで見て欲しいものがあるんだ」
何故か太一まで公園に現れた。十字架をだすと太一は
「まさか、お前はエクソシストか?」
エクソシスト?なんなんだ?
「ああ、お前たち死神が絶滅させた種族の一つさ!龍平君は死神なら僕の敵だ!!君は僕を敵にしたんだよ!裏切ったんだよ」
と言い十字架を掲げると
「力を貸せ」
そう言うとエクソシストみたいな服になった。
「アクアキャノン」
水の衝撃波を放った。俺はそれを避けた。
「おい太一俺を死神にしろ」
俺が叫ぶと。
「この丸薬を飲めそしたら身体が死神になる。昨日みたいに身体が残る事はないから安心しろよ」
俺は丸薬を飲んだ。
「断ち切れ雪月花」
俺は始解をした。何故か身体が勝手にそうしていた。一体何で?
「炎牙龍滅」
炎の斬撃が俊樹に向かって行った。
「アクアウォール」
水の壁を作り護った。
「本気で行かせて貰うよ、ライトニングボルテックス」
雷の槍が空に現れて、俺に向かって降り注ぐ
「炎牙龍滅」
思い切りの力で放った炎牙龍滅はライトニングボルテックスを爆発させた。
「まだだ、ファイアーサラマンダー」
炎の刃で俺を切り裂いた。
俺は痛みに耐えた。
「何で戦うんだ?友達だろ」
「死神は友達なんかじゃない!敵だ!」
どうしたらいいんだ?
俺は斬魄刀を捨てた。
「何で斬魄刀を捨てた!戦え!お前は僕の…僕の敵なんだよ!!だから戦え」
「俺は友達と戦え無いよ」
「サンドハウリング」
円状の丸い霊子の弾が俺を襲った。
「切り裂け雷神創」 
龍騎は始解をして雷神創で、雷の盾を作り護ったのだ。
「俊樹、俊樹は俺たちの仲間じゃないのか?」
「死神なら敵なんだよ」
と言い技を使おうとしたが
「僕は…僕は…もう無理なんだ!!」
「無理なんかじゃない…誰だってやり直せる。誰だって解り合える。そうだろ俺たちが築いてきた絆は本物だ。紛れもなく本物なんだよ。かけがえのないものなんだ。もう辞めようまた1から始めようよ」
「僕は君たちとは解り合えない。これからは敵として行くから」
と言い去った。
「どういう事だ?エクソシストとか?絶滅とか?」
「それは順を追って説明するよ、尸魂界には死神とエクソシストが住んでいたんだ。しかし死神たちはエクソシストの力を恐れたんだ。エクソシストの力によって尸魂界と虚圏と現世が消滅されるんじゃないかって。その当時は死神達はそう思っていたんだよ。しかし実際はそんな力ではなかった。しかし当時はそう考える者はおらず、エクソシストを全員処刑したんだ。しかし何人かは逃げ延びたみたいだけどね」
なんて考えをしていたんだ死神は、しかし死神の気持ちも解らなくはない。
これからどうなるか?果たして



転生勇者戦記 勇者が世界を救う 四話

2024-10-11 01:59:13 | 日記
4

夜も更けて深夜十二時になろうとしている頃だった。行くとは言ったけど、勇気は未だに少しも出ない。友達が行くのに。

しかしそれは仕方ない、開かずの森なんだから当たり前だ。開かずの森は立ち入り禁止の場所なんだからな。

まあ僕が行かなくても大丈夫だよね。相当怖くなって僕は一時になっても部屋にいた。

勇者の孫なのに。しかし誰が勇者の孫に転生したいなんて言ったんだ?思ってもいないんだから。

ただ弱虫扱いされるだけだろう、そう楽観的に考える事にした。

弱虫だから何だ?!そう言えば良いんだよ。本当に弱虫だからな。僕は前世でも弱虫だった。幽霊が怖いし、力が強そうな人や、喧嘩が強い人、それらが怖かった。

勇者の孫でも、何でも自分は自分だ。そう考える事にした、その方が楽で、自分のしょうに合っていると、思っている。

いつまでも平和な日常だとは限らない。戦争だって起こるかもしれないのだ。自分の性にあっていると、いつまでも逃げる訳にはいかない

でも開かずの森に行くのは怖い、そんな二律背反に押しつぶされそうになる。



翌朝僕は目が覚めた、あの後直ぐに眠ってしまったらしい。

二人に森にいかなかった事、からかわれるだろうな。まあ当然と言えば当然だからな。

怒りもするだろうが、開かずの森なんだ!それを理由にすれば、怒りたくても怒れないだろう。

約束を破る事にはなってしまっているがな。

母上の声が聞こえた。

「アレン、早く朝御飯食べなさい」

僕は急いで下のリビングに行った。父上が何やら玄関で誰かと話している。こんな朝早く誰とだろう?

父上は話が終わると僕の近くに来て。

「アレン、昨日の夜中にリサベルちゃんとラグーン君が、外に出ていったきり行方不明だって、アレンは何か知ってるか?」

その言葉を理解するのが、少し遅れてしまった。リサベルとラグーンが行方不明???何で?それは解っている開かずの森に入ったからだ。

僕は父上に怒られるのが怖くなり

「いえ、知りません」

冷たくでもはっきりとそう告げた。約束の事は僕たち三人しか知らないはずだ。バレないさ。

「そうか、解った」

行方不明になった二人は一体?

転生勇者戦記 勇者の孫が世界を救う 第三話

2024-10-10 11:26:06 | 日記
3

学校に着いた僕とラグーンは、教室に入室した。学校は二階建てで、教室は三部屋しかない。

先生も三人しか居なくて、先生達は大忙しでせわしなかった。

授業の準備や、生徒の登校の見守り色々な事をやらなくてはいけない。

前世で僕もそうだった。やるべき仕事が多くて残業や、失敗をして怒られたり。大人は嫌なことだらけだ。

学校は前世の田舎にある、学校みたいだった。

「ラグーン君に、アレン君。おはよう」

この女の子はリサベル・トーマスで、魔法を使うのが得意。まあ学校で習う初心者魔法だけどね。

リサベルは男勝りな女の子で、力も強い、頭も良いで、良いところだらけだ。

そんなリサベルだが、人見知りが激しくて、僕とラグーン以外とは、あまり仲良く出来ていない様たった。

因みに僕は初心者魔法の他に、中級魔法を少し使える。勇者の孫の力だ。

リサベルは僕たちに近づくと

「今日の放課後、魔物の森に行きましょ。いいかしら」

魔物の森というのは、大人達が絶対に入ってはいけないという森の事で、通称開かずの森と呼ばれている。

入ると無事に帰ることは出来ない、そう言われているのだ。

僕はとても魔物の森には入りたくないが、ラグーンやリサベルが行くから大丈夫だろう。

「いいぜリサベル、アレンも行くよな」

大丈夫だろうけども、やっぱり怖い。行きたくないな。だけど友達が行くんだ、僕も行かないと。

自分の中で行くか、行かないかで、闘っている。友達が行くのに怯える僕と、勇敢な僕、どっちが勝つのか?

「行くよ」

勇敢な僕が勝った様だった。しかし夜に行くしか無いだろうな。昼間は大人の目があるから、注意されてしまう。

だから出発は、夜のほうが都合が良いのだ。リサベルもそれを解ってるみたいで、リサベルは

「今日の夜中十二時に開かずの森前に集合よ、良いわね」

「「おう!!!」」

転生勇者戦記 勇者が世界を救う 第二話

2024-10-09 10:38:34 | 日記
2

僕が転生した村はアスガルド村。極々平凡でのんびりした村だった。

村では、子どもたちがじゃれて遊んでいたり。大人が畑を耕したり。

空気は澄んでいて、本当に平凡な村に生まれた。

僕の今の名前はアレン・ストレンジ、勇者の孫だ。今は平和な日常があるが。昔は魔王アルジェストラが世界を支配していた。

アルジェストラは暴虐の限りを尽くした。人々を殺したり、奴隷にしたり。金品を奪ったり、食料を荒らしたり。人々はアルジェストラを恐れていた。

しかし僕の祖父のサリエラ・ストレンジが、アルジェストラ軍と闘い勝利した。アルジェストラは死んだのだ。

そんな訳で、今は平和な日常を送っている。国は栄えてきた。

僕の母親のキリア・ストレンジは、優しく頼もしい母親だ。

父親のバーサク・ストレンジは、逞しく屈強な剣士だ。


「アレン、学校に行きなさい」

学校は、村の中に一つだけあり、大抵の子どもたちは、学校に通っている。

学校に通わないと、剣士になれないのだ。学校に通い、いい成績を修め、魔法を使えるそれが剣士になる条件だ。

「はい、母上。行ってきます」

村の中は活気に満ち溢れていた。こんな平和な世界で僕がやるべき事はなんだろう。勇者の孫なんだ立派な剣士になればいいんだ。

この村のある国、シーガル王国は、ハレンド帝国とサイトラ王国と同盟を組んでいる。まあ僕には関係の無い事だけどね。一応説明しとこうと思ってね。

前世では、学校も楽しくはなかった。虐められていて。みんなから無視されたり、鞄に蛙やゴミを入れてきたり、上靴を隠されたり。とにかく色々な嫌がらせを受けてきた。

だから楽しくなかった。でも今は友達がいるんだ。ラグーン・チェイサーが。

ラグーンは一番仲の良い親友で、よく一緒に遊んだりしている。

みんなは僕を、勇者の孫として見てるけど、ラグーンは違い一人の少年として見てくれている。

「ラグーン、待たせかな?」

僕は待たせてしまったかな?と思い心配になって来たが、ラグーンは笑いながら

「俺も今さっき来た所だよ」

と怒りもせずにそう言いのけた。どうやら待たせてはいなかったみたいだ。僕は安堵の息を漏らした。

学校までの道はそろそろ終わりで、学校に着くところだった

転生勇者戦記 勇者の孫が世界を救う

2024-10-08 19:12:35 | 日記
1

僕は平凡なサラリーマンの佐藤健太。特に飛び出た才能もないし、夢や希望とかとにかく何も無い

サラリーマンの生活は、単調な時間が過ぎるだけで、何も代わり映えしない

子供の頃に戻りたいと、何度願った事か…何度子供のままでいたいと思っていた事か…

桜が咲いていて春の陽気に包まれているというのに、元気もやる気も失せていた

そんな僕はただ年老いて行くだけの人間だった。

四十歳にもなってまだ子供染みた事をやっている、そんな自分に嫌気が差してきた

もう死にたいと、何度思った事か…でも自殺は怖いから出来ない。

弱虫の意気地無しだった。そんな僕にも与えられたものは有るのだろうか

死に老いる世界でやるべき事が有るのだろうか。

僕は思う、僕のやるべき事は無いと。ただ死んでいくだけだとおもう。

ふと昔の事を思い出すと、いつも情けなく、だらしなく怠惰か生活を送っていた

両親に反発して家を飛び出て、一人じゃ限界があると思わずにはいられなくなり

会社も何回か変わることになり、部長を殴りクビになったり。

あ~あ馬鹿げた人生だったな

そう思うと何だか急に眠たくなり、公園のベンチで眠りについた


ここはどこだろう?僕はどうしたんだろうか?何だか病院みたいな所で寝ていた。病院に運ばれたのかな?

それにしても、誰かに抱かれているな…なんかみんな喜んでいる?

一体なんで?どうして?。そもそもこんな病院しらないな。どこか遠い街の病院かな?

抱いていた人が僕を抱き上げ、顔を合わせた。知らない女性だな?あれ…僕身体が縮んでいる?

いや若返えったのか?それも違う。一体何が起こったんだよ

「貴方の名前はアレン・ストレンジよ。」

は????

僕は勇者の孫になっていた