僕はいつも通り学校に登校しました、信二はいつも通り皆の中心の輪にいる、そんな信二が羨ましい。
僕もみんなに向かっておはようと言ってみても全然見向きもしない、挨拶するのは信二と加奈枝だけだった。
勇気を出してみようそう思い立ったとき、
「なんだお前、この席は俺様の席だぞ退いてくれないか」
こいつは速水俊一郎、こいつもクラスに馴染めてない俺と同類だ。
速水は筋肉ゴリラの渾名がつくほど筋肉がある
何かを躊躇いながら俺に話しかけてきた。
「お前信二と小説書いてるんだろう、辞めた方が良いぞ、あいつは俺を裏切った奴だからな」
内容を聞いて俺は驚いた、信二がそんな事をしたとは思えなかった。でもじゃあ小説はあらかじめ自分のために
裏切りと真実、光と闇
そう悪や正義のボーダーラインはない自分がそう思えばそれが正義、他は悪で正義や悪は紙一重だ