ゴヨウツツジの会

愛子さまを敬愛しつつ皇室について学ぶ市民の集い

【東宮ご一家News2019_0223】皇太子さまお誕生日特集

2019-02-25 01:13:13 | ニュース特集
【東宮ご一家News2019/02】皇太子殿下お誕生日特集
皇太子さまのお誕生日関連ニュースを集めました。詳細はコメント欄をご覧ください。

■皇太子殿下のお誕生日をお祝いする夕食会が開かれました

 59歳の誕生日を迎えられた皇太子さまは2月23日午前、皇居を訪れ、両陛下に誕生日の挨拶をされました。同日夜には、両陛下はじめ秋篠宮ご一家や黒田清子さん夫妻などが東宮御所を訪れ、誕生日を祝う夕食会が催されました。


▲両陛下に挨拶をされるため皇居へ向かう皇太子さま(2月23日午前)

◎皇太子さま誕生日祝う夕食会 天皇皇后両陛下が出席 (2019年2月24日、FNN PRIME)
https://www.fnn.jp/posts/00412750CX

◎皇太子さま、両陛下に誕生日報告 夜には夕食会2019/2/23 19:40 共同通信
https://this.kiji.is/471983410125636705?c=444816871154779233&s=t

■皇太子殿下、お誕生日おめでとうございます!


▲誕生日を前に記者会見される皇太子さま=東宮御所「檜の間」で(2019年2月21日、佐々木順一撮影)
(写真特集 毎日新聞)
https://mainichi.jp/graphs/20190223/hpj/00m/040/001000g/1


▲59歳の誕生日を迎えられた皇太子さまと皇太子妃雅子さま=東宮御所で(2019年2月17日)宮内庁提供


▲リオデジャネイロ・パラリンピックの女子マラソン(視覚障害)銀メダリスト、道下美里さんの伴走をされる皇太子さま=東京都港区の赤坂御用地で(2018年6月26日)宮内庁提供

◎皇太子さま59歳誕生日 即位控え「国民に常に寄り添う」2019年2月23日 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190222/k00/00m/040/329000c

■皇太子殿下 59歳お誕生日会見文

 皇太子殿下の会見文全文が、宮内庁サイトに掲載されています。記者クラブから出された次の質問(質問5件および関連質問3件)に、まことに皇太子さまらしく、誠実に丁寧に、答えられています。

・皇太子殿下の記者会見 (平成31年2月21日、東宮御所にて)
http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/26

問1 殿下が新天皇として即位されるまで残り2か月余りとなりました。皇太子としての歩みを振り返るとともに,即位を控えた現在の心境や,新たな時代に臨む決意をお聞かせください。皇室全体では皇族の減少や高齢化が進んでいますが,殿下はどのような皇室の将来像を描かれていますか。

問2 天皇陛下は4月30日に退位されます。象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と,支えてこられた皇后さまに,どのような思いを抱かれていますか。また,退位という形でのお代替わりについては,殿下はどのように捉えていらっしゃいますか。

問3 ご家族についてお伺いします。雅子さまは着実に活動の幅を広げられていますが,皇后になられたあとの活動の見通しや,殿下が感じられた変化についてお聞かせください。また,春に高校3年生になられる愛子さまの今後の進路や将来の活動について,ご家族でどのような話をされていますか。

問4 秋篠宮さまは昨年のお誕生日の記者会見で,新天皇が一代一度限り臨む大嘗祭のあり方について持論を述べられました。即位にかかわる一連の皇室行事について,殿下はどうあるべきだとお考えでしょうか。

問5 残り2か月余りで「平成」が幕を閉じます。「平成」とはどのような時代だったとお考えでしょうか。

<関連質問>
問1 殿下は,30年以上にわたって,国民文化祭に出席されてこられましたが,来年度以降は象徴天皇として国民文化祭に臨まれることとなると思うのですが,臨むに当たっての抱負や思いなどをお聞かせいただけますでしょうか。

問2 来年はオリンピック・パラリンピックが開催されます。殿下は去年,パラリンピックのマラソン選手,道下(みちした)さんの伴走をなさいました。その時の率直な御感想と何か新たな発見がございましたら,お聞かせください。

問3 先ほど雅子さまについては御体調のところは伺ったんですけれども,今後の御活動の,御活躍を期待される分野といいますか,内容といいますか,どうお考えなのか,例えば国際的なものなのか,それとも若い人たちの活躍の環境を整えられることですとか,また,困難な状況に置かれている人たちに寄り添うことですとか,どういった内容で御公務,御活動をされていってほしいとお考えでしょうか。

<皇太子殿下のお誕生日に際してのご近影>
・お写真
http://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/h31-0223-ph.html
・ビデオ
http://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/02/h31-0223-mov.html

■皇太子殿下のビオラと音楽にまつわる素敵なニュース

 TBSが、お誕生日の前日、2月22日に放映した番組です。(現在リンク切れ)
・ビオラの師匠が語る皇太子さま、あす59歳の誕生日 TBS
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3605779.htm


▲皇太子さまは学習院大学時代、音楽部に所属。卒業後もOBとして活動されてきました。


▲昭和時代に撮影された貴重な映像。陛下はチェロ、皇后さまはピアノ、皇太子さまはビオラを演奏されています。


▲雅子さまとの婚約内定会見でのひとこま。「Q.お子様は何人という話を?」「殿下は大変音楽がお好きでいらっしゃるんですけど、(皇太子さまとの会話で)家族でオーケストラが作れるような子どもの数というようなことは、おっしゃらないでくださいというふうに申しました」

■皇太子さまの水の研究をまとめた著書が出版されます。

◎皇太子さまが著書出版へ 長年研究の「水」関連(共同通信)
https://this.kiji.is/469079013773263969?c=39550187727945729

・皇太子さま研究の書籍 初販売へ「水運史から世界の水へ」2/15(金) 18:41配信(FNN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190215-00412144-fnn-soci

■皇太子ご一家の写真特集ページが公開されました。

 時事ドットコムニュース(時事通信社)サイトで、皇太子ご一家の写真特集が公開されました。素敵な写真が多数(皇太子さま20枚、雅子さま20枚、愛子さま18枚)、掲載されています!

◎皇太子さま~成年式からご結婚まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=hzb582&d=d4_twnt

▲来日した英国のチャールズ皇太子夫妻と歓談される浩宮さま(1986年5月、京都市)

▲皇太子であることを内外に宣明する「立太子宣明の儀」で両陛下の前でお言葉を述べられる皇太子さま(1991年2月、皇居・宮殿「松の間」)

◎皇太子妃雅子さま~誕生からご結婚まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=gyp480&d=d4_twnt

▲自宅で父親の小和田恒さんに抱かれる生後3か月ごろの雅子さま(1964年)

▲ハーバード大学を卒業し、学友らと握手される雅子さま(1985年6月、米ケンブリッジ)

◎愛子さま~ご誕生から高等科まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=wkt926&d=d4_twnt

▲学習院幼稚園の運動会で「おおたまころがし」に出場(左:2006年10月)、8歳のお誕生日を前に漢字の練習をされる愛子さま(右:2009年11月)

▲静養のため須崎御用邸を訪れ、三井浜を散策される愛子さまと皇太子ご夫妻(2018年8月)

■皇太子ご夫妻のご結婚に関するエピソード記事が公開されました。

 以下は現在、リンク切れとなっています。内容はコメント欄をご覧ください。
・「私は外務省を辞めません」雅子さまの決意を解かした浩宮さまの愛 2/12(火) 11:42配信 FNN PRIME
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00010004-fnnprimev-soci

■皇太子さまのご学友が殿下のお人柄やエピソードについて語りました。

 以下は現在、リンク切れとなっています。内容はコメント欄をご覧ください。
・皇太子さま 大学時代“秘話” 同級生が明かすお人柄 2/8(金) 13:43配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190208-00411604-fnn-soci

政府は8日、新たな元号の選定手続きに関する検討会議を開き、「平成」に改元した時の手続きを踏襲することを正式に決定しました。
あと2カ月余りで、新しい時代の天皇に即位される皇太子さま。
そのお人柄を、同級生が明かしてくれました。

★皇太子さまへお祝いの言葉が「東宮ご一家奉祝サイト2」に寄せられています! あなたもぜひお祝いのコメントをお寄せください!

■東宮ご一家(皇太子さま、雅子さま、愛子さま)奉祝サイト2
http://houshuku.blog.fc2.com/blog-entry-10.html



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お祝いの夕食会/会見文と動画、雅子様との近影 (anima mea)
2019-03-15 03:25:04
■皇太子殿下のお誕生日をお祝いする夕食会が開かれました。 2019-02-23 22:51:14

◎皇太子さま、両陛下に誕生日報告 夜には夕食会 2019/2/23 19:40 共同通信
https://this.kiji.is/471983410125636705?c=444816871154779233&s=t

皇太子さまは23日、59歳の誕生日を迎え、天皇、皇后両陛下にあいさつをするため、皇居・御所を訪問された。夜には東京・元赤坂の東宮御所に両陛下や秋篠宮ご一家が集い、夕食を共にした。

皇太子さまは皇居に入る際、沿道の人々から「おめでとうございます」と声を掛けられ、笑顔で手を振った。

その後、住まいの東宮御所に戻り、雅子さまと共に、秋篠宮ご夫妻をはじめとした皇族からお祝いの言葉を受けた。両陛下は夕食会に訪れた際、通行人に笑顔で会釈し、車で赤坂御用地に入った。

皇太子さまは22日、安倍晋三首相と面会。天皇陛下退位から新天皇即位までの流れの報告を受けたとみられる。

■皇太子殿下、お誕生日おめでとうございます!会見文と動画、雅子様との近影がアップされました♪2019-02-23 01:06:53

◎皇太子さま 59歳に「象徴の務め 果たしてまいりたい」2019年2月23日 0時00分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190223/k10011825091000.html

皇太子さまは、23日、59歳の誕生日を迎えられました。ことし5月、新しい天皇として即位するのを前に「国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたいと思います」と述べられました。

皇太子さまは、誕生日にあたって、お住まいの東宮御所で皇太子として最後となる記者会見に臨まれました。

この中で皇太子さまは、即位を前にした心境や決意を問われ、「これからのことを思うと、とても厳粛な気持ちになりますが、引き続き自己研さんに努めながら、過去の天皇のなさりようを心にとどめ、国民を思い、国民のために祈るとともに、両陛下がなさっておられるように、国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたいと思います」と述べられました。

また、長年取り組んできた水をめぐる問題について「得られた知見も、これからの務めの中で、国民生活の安定と発展を願い、また、防災・減災の重要性を考えていく上で、大切にいかしていきたいと思います」と話されました。

新たに皇后となられる療養中の雅子さまについては、「今後は、自身の置かれる立場が変わることで、公務も多くなる中、一朝一夕にすべてをこなせるようになるわけではないと思いますが、これからも体調に気を付けながら快復を目指してさらに努力を重ねていくと思います」と述べられました。

皇太子さまは、また、平成はどのような時代だったかと問われると、日本人が国際的に評価され、活躍する場面が増えたのが特徴だと思うとしたうえで、「特に、十代の中高生を始めとした若い人たちの活躍が目立ったように感じ、とてもうれしく思います。戦後長く続いてきた平和な日本の社会において、この国の未来を担う若い人たちが、夢を大切にしながら自分の能力を発揮できる環境が整ってきたことの証であると思います」と話されました。

皇太子さまは、23日、天皇皇后両陛下のお住まいを訪れて誕生日のあいさつをしたあと、雅子さまとともに皇族方や宮内庁の職員らによる祝賀行事に臨まれます。
また夜には、両陛下や秋篠宮ご一家などを招いて夕食会を催されます。

◎お誕生日関連画像7枚(雅子様との近影もあります) 毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20190223/hpj/00m/040/001000g/7
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ビオラと音楽にまつわる記事/「水の研究」をまとめた書籍出版へ (anima mea)
2019-03-15 03:26:50
■皇太子殿下のお誕生日を前に、ビオラと音楽にまつわる素敵ニュースが出ました♪ 2019-02-22 23:26:19

◎ビオラの師匠が語る皇太子さま、あす59歳の誕生日 TBS
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3605779.htm

今月23日、皇太子さまは、59歳の誕生日を迎えられます。ビオラの師匠を務めてきた男性が、音楽を通して強められた皇太子さまの家族への思いを明かしました。

去年12月、学習院の演奏会。ビオラを真剣に演奏される皇太子さま。皇太子さまは学習院大学時代、音楽部に所属。卒業後もOBとして活動されてきました。

皇太子さまのビオラの“師匠”兎束俊之さん(79)。皇太子さまの音楽への情熱を、こう明かします。

「曲を弾くのに仮名をふったようなもの。それを『お願いできますか』と」(兎束俊之さん)

弾き方が分からないときは、手紙を書いてまで質問されるといいます。そんな皇太子さまにとって音楽は家族の絆を深めてきた大切なものだと、兎束さんは話します。

これは昭和時代に撮影された貴重な映像。陛下はチェロ、皇后さまはピアノ、そして皇太子さまも演奏に加われています。秋篠宮さまと清子さんの姿もあり、ご一家で和やかなひとときを過ごされています。家族演奏会に参加したこともある兎束さんは・・・

「皇后さまが『何か一曲やりますか?』と。温かい家族に迎え入れられたような」(兎束俊之さん)

こちらは、雅子さまとの婚約内定会見でのひとこま。

Q.お子様は何人という話を?

「殿下は大変音楽がお好きでいらっしゃるんですけど、(皇太子さまとの会話で)家族でオーケストラが作れるような子どもの数というようなことは、おっしゃらないでくださいというふうに申しました」

皇太子さまは、音楽と雅子さまについて、こんなエピソードも明かされています。

「音楽については、このほか、雅子と一緒に合奏を楽しんだりすることもございます」(1999年、皇太子さま会見より)

実際、雅子さまも、皇太子さまの演奏会にたびたび駆けつけています。また、娘の愛子さまはチェロを演奏。同じステージで共演したこともあります。音楽と親しむ文化が受け継がれているのです。

兎束さんのリサイタルにたびたび足を運ばれる皇太子さま。楽屋を訪ねられた際の皇太子さまに、兎束さんは、“次の象徴”の姿を感じたと話します。

「一人一人にあの曲難しいですよねとおっしゃられて、じっとお話しくださって、まっすぐその方の目をご覧になって。そういうことを見るにつけ、皆さまと共に歩いている、そのお姿ですね」(兎束俊之さん)

即位の日まで2か月あまりとなった皇太子さま。23日、59歳の誕生日を迎えられます。

■御即位を前に、皇太子殿下の水の研究を一冊にまとめた書籍が販売されることになりました!2019-02-16 00:27:46

◎皇太子さまが著書出版へ 長年研究の「水」関連 2019/2/15 18:51(共同通信)
https://this.kiji.is/469079013773263969?c=39550187727945729

宮内庁は15日、皇太子さまが長年研究する「水」に関する講演や講義をまとめた著書「水運史から世界の水へ」を4月4日に出版されると発表した。同庁によると、皇太子さまの単独著書が市販されるのは初めて。

著書は、日本学術会議主催の「水資源に関するシンポジウム」やブラジルなどで開かれた「世界水フォーラム」、米ニューヨークの国連本部などでの講演七つと、学習院女子大での講義二つを収録。皇太子さまがタイトルや構成を考え、「はじめに」の文章を書き下ろした。版元はNHK出版で約260ページ、1600円(税抜き)。

・皇太子さま研究の書籍 初販売へ 「水運史から世界の水へ」
2/15(金) 18:41配信(FNN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190215-00412144-fnn-soci

皇太子さまが研究を続けている、水についての講演などをまとめられた書籍が、初めて販売されることになった。

皇太子さまは、長年、ライフワークとして水の研究を続けていて、さまざまな機会にその取り組みについて講演を行われてきた。

宮内庁によると、書籍のタイトル「水運史から世界の水へ」は、皇太子さまが自ら考えられ、研究の原点となった中世の瀬戸内海の水運史から、世界の水問題に至るまで、幅広いテーマの講演に加えて、今回新たに書かれた文章も収められている。

皇太子さま単独の著書が販売されるのは初めてで、発売は4月4日だという。
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ご夫妻の結婚に関するエピソード/ご一家の写真特集ページ (anima mea)
2019-03-15 03:29:27
■皇太子ご夫妻のご結婚に関するエピソード記事が出ています!2019-02-12 20:19:44

・「私は外務省を辞めません」雅子さまの決意を解かした浩宮さまの愛 2/12(火) 11:42配信 FNN PRIME
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00010004-fnnprimev-soci

◆「私は外務省を辞めません」
平成5年(1993年)1月6日の真夜中。
米国ワシントンのアパートで寝ていた僕は、東京の外信デスクからの電話で起こされた。「浩宮さまがやっぱり小和田雅子さんと結婚するって。ワシントンポストが早版で打ってるらしいぞ」。僕は「まさか。それは嘘だ」と叫んだ。そんなはずはない。「だけどポストが書いてるんだから確認してくれよ!」

ガチャンと電話は切れた

当時ワシントンでは、日本メディアの「裏取り」用に、早版の宅配という便利なサービスがあって、僕も自宅に取っていた。セーターを着て一階まで下りていき、早版を読んだ。一面から国際面、隅から隅まで見たが載ってない。おかしいな。もしや、と思い、スタイル欄という、文化芸能面を読むと、小さく載っていた。
日本の天皇になる人のお妃が、こんなチンケな記事で決まるわけない、と思ったが、とりあえずコピーしてFAXで送った。
しかしこのチンケな記事は間違いではなかった。2週間後の1月19日の皇室会議で、雅子さまは皇太子さまのお妃に内定、そして6月9日、ご成婚となった。
納得できなかった。
だって雅子さまは僕に言ったのだ。
「私は外務省を辞めません」と。

◆お妃を探せ!
ご成婚の4年前の1989年9月、僕は英国オックスフォードにいた。毎日、窓のないバンの中にカメラクルーと座って、外務省の研修生、小和田雅子さんを張っていたのだ。
バンの中ではよく、オレンジ色のレスターチーズを挟んだサンドイッチを食べた。地元の名物らしい。それにミルクティー。最初は英国らしく洒落ていると思ったが、すぐに飽き、見るのも嫌になった。何日目かにビデオエンジニアが吐いた。
その2週間前、東京の本社で「お妃会議」というのが開かれ、外信部のデスクだった僕も出席した。当時29歳の皇太子・浩宮殿下のお妃は誰になるのか、という会議だ。候補を絞り、ご成婚に備え映像を準備しなければならない。
29歳でまだ結婚しないのかと騒ぐなんて、時代を感じさせる。もちろんお世継ぎのことを考えてのことなのだが、悠仁さまの時には、騒ぐのは40歳になる前くらいになるのではないか。
さて、その会議で、お妃候補の筆頭は当時外務省職員だった小和田雅子さんだった。彼女はオックスフォードに留学していた。番組側から彼女の映像が少ないという不平が出た。
皆が僕を見る。オックスフォード在住だから一応外信部が担当なのだ。O編集長が「平井、行って来いよ」という。僕は翌日から遅い夏休みで沖縄に行くことになっていたので断った。O編集長は「わかった」といったん納得したが、翌日早朝電話してきて「やっぱり行けよ」と言う。それもきょう出発しろ、と。こうして僕は英国に向かった。

◆雅子さまへ手紙作戦
その日も一日バンの中で過ごした後、夜になってロンドン支局のNがやって来た。「このままじゃ、らちが明かないから雅子さんに手紙書こう」と言う。電話で話してくれれば、もう付きまといません、と。日本の外務省からも「研修生に付きまとうな」とクレームが来ていた。Nが手紙を書いて、ポストに入れた。
数日後、いつものようにバンの中でダラダラしていたら、小和田雅子さんから電話があった。とても礼儀正しい人であった。彼女は皇太子さまとの結婚については一切しゃべらなかったが、外務省は辞めない、とだけは言った。
これは大スクープだ。
小和田雅子さんは皇太子さまとは結婚しない。
東京は夜中だったが、電話してO編集長を叩き起こした。「わかった。雅子さんはもうないな。ご苦労さん。帰って来い」。
その時に、これはスクープだが放送はできないことに気づいた。だって「小和田雅子さん、皇太子さまと結婚しないことを示唆」などと放送するわけにもいかない。だが現時点ではウチしか知らない情報だ。僕は意気揚々と帰国した。

◆「一生、全力でお守りします」
それから4年。
小和田雅子さんに何があったのか。
彼女は僕としゃべった後、翌90年6月に帰国。
外務省北米2課に配属されバリバリ働いた。
しかし2年後の92年に浩宮さまと再会。
その年のうちに求婚された。
再会後に気持ちが変わったのか。
「皇太子さまご成婚」でフジテレビも特別番組を放送したが、ウチは雅子さまの映像が他社に比べて少なかった。僕が途中で取材を切り上げて帰ってきてしまったからしょうがない。「お前が雅子さまは外務省辞めないなんて言ったからだ」と、編集長のOさんはブツブツ言っていたが後の祭りである。
僕の情報は結果的にガセだった。
ただ放送はしなかったので、世紀の大誤報にならなかったのは不幸中の幸いだった。
東京から送られてきた番組を見ていたら、浩宮さまが「僕が雅子を一生、全力でお守りします」と仰っていた。いい言葉だ。思わず涙が出てしまった。この軽薄な世の中に、「一生お守りします」なんて古臭いけど、いい言葉を言う人がまだいるのか。日本はいい国だ。
浩宮さまはプロポーズでこの言葉を言われたらしい。雅子さまは外交官を辞めたくなかった。ただ日本の天皇になる人にこの言葉を言われて、断れなかったのだと思う。「浩宮さま、やるな」と思った。
僕は浩宮さまと同い年。
子供の頃は顔が少し似ていて、祖母に「文夫ちゃんは宮様にそっくりや」とよく言われていたので、なんとなく親近感を持っていたのだが、あの一言で、すっかりファンになった。

雅子妃殿下はその後、体調を崩し、長い闘病生活を送られた。
2001年に愛子さまがご誕生。

◆アウェイの時期もあった皇太子ご夫妻
そして2004年、浩宮さまが会見で、「雅子の人格を否定するような発言があった」と述べられた。これは痛烈な宮内庁批判というだけでなく、天皇皇后両陛下を含む皇室批判でもあった。
皇太子ご夫妻は追い込まれているな、と思った。サッカーで言うならアウェイだ。
2006年、悠仁さまご誕生。これでお世継ぎ問題はいったん収束した。

最近、宮内庁関係者と話す機会があったので、「雅子さまはどうですか?」と聞いてみた。
「実は評価されてます」という答えだった。
「頭のいい方なので、段々認められてきたんです」ということだった。
ホッとした。
最近は公務へのお出ましも増えた。今後お二人は新しい時代の天皇皇后として、務めを果たされることになる。国民に愛される、素晴らしい天皇皇后両陛下になられることを信じている。
(終わり)

■皇太子殿下のご学友が殿下のお人柄やエピソードについて語りました。2019-02-08 23:53:24

・皇太子さま 大学時代“秘話” 同級生が明かすお人柄 2/8(金) 13:43配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190208-00411604-fnn-soci

政府は8日、新たな元号の選定手続きに関する検討会議を開き、「平成」に改元した時の手続きを踏襲することを正式に決定しました。

あと2カ月余りで、新しい時代の天皇に即位される皇太子さま。
そのお人柄を、同級生が明かしてくれました。

■時事通信社が皇太子ご一家の写真特集ページを公開 02-01 23:15:29

◎皇太子さま~成年式からご結婚まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=hzb582&d=d4_twnt

◎皇太子妃雅子さま~誕生からご結婚まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=gyp480&d=d4_twnt

◎愛子さま~ご誕生から高等科まで~ 写真特集
https://www.jiji.com/jc/d4?p=wkt926&d=d4_twnt
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