天皇皇后両陛下と敬宮愛子さまのニュースレポートです。詳細はコメント欄をご覧ください。
■愛子さまご誕生時にタイから贈られたゾウ「アティ」旅立つ(8/24)
敬宮愛子さまのご誕生を祝って2002年10月、タイから東京の上野動物園に贈られたオスのアジアゾウ「アティ」が8月24日朝、死亡しました。アティと共にやってきたメスの「ウタイ」は健在です。
▲2020年4月に撮影されたオスのアジアゾウ「アティ」(8/24 19:23配信の日テレ動画より)
◎愛子さまご誕生でタイから寄贈 ゾウ死ぬ 8/24(月) 19:23配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/24/07706073.html?cx_recsclick=0#cxrecs_s
■天皇陛下ご即位のお祝い品リストと写真、宮内庁が公開(8/24)
宮内庁は8月24日、天皇陛下の即位を祝って贈られた工芸品や美術品などの一覧と写真を公開しました。公開されたのは、47都道府県や衆参両院、内閣と最高裁判所の関係者、ブラジルの邦人団体から贈られた計52件の品々で、江戸切子の大皿(東京都)や南部鉄器の鉄瓶(岩手県)など各地の伝統工芸品が中心です。
▲左上:北海道・北海道市長会・北海道町村会「二風谷アットゥシのタペストリー」、左下:青森県・青森県市長会・青森県町村会「津軽塗飾皿」
▲中上:岩手県・岩手県市長会・岩手県町村会 南部鉄器 鉄瓶「南部砂鉄 石割桜 南部形鐵瓶」、中下:東京都 江戸切子「鳳凰文 大皿」
▲右上:沖縄県 琉球ガラス 花器「島景色」、右下:トメアスー文化農業振興協会(ブラジル)「天皇陛下即位祝賀寄書よせがきバナー」
◎天皇陛下即位のお祝い品のリストと写真をHPで公開 宮内庁 8/24(月) 18:40配信 毎日
https://mainichi.jp/articles/20200824/k00/00m/040/140000c
◎御即位を祝う献上品(令和2年8月24日掲載) 宮内庁HP
https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/index.html#kenjyohin
〇献上品リスト https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohinlist.html
〇写真 https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohin.html
■両陛下、水と防災に関する国際会議をオンライン聴講(8/20)
両陛下は8月20日、「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」を聴講されました。この会議は新型コロナの流行中に水災害が発生した場合の準備やその対処方法について、世界各国の専門家らが話し合うために開催されたもの(詳細下記)。両陛下がオンラインの会議に参加するのは初めてで、水問題をライフワークとして研究している天皇陛下は「大変意義のある会議でした」と話されていたということです。
▲「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」をオンライン聴講される両陛下。聴講に同席した廣木謙三教授は「参考資料にもアンダーラインを引いて、びっしり書き込みをされてご覧になっておられました」と話した。(8/20 22:47配信の日テレ動画より)
◎天皇皇后両陛下、国際オンライン会議を聴講 8/20(木) 22:47配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/20/07703742.html
◎両陛下、“コロナと水” 国際オンライン会議を聴講 8/21(金) 1:47配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4058024.html
◎天皇皇后両陛下 水防災のオンライン国際会議をご聴講 8/21(金) 0:31配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/76238
<国際会議の内容について>
「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」は、水と災害ハイレベルパネル(HELP)、アジア開発銀行(ADB)、政策研究大学院大学(GRIPS)および国際連合地域開発センターにより共同開催された。この会議に参集した専門家達は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う、保健衛生や水関連災害に対するより強力で総合的なリスク管理の必要性について議論した。内容詳細は下記。
◎新型コロナウイルスに伴う、保健衛生と水災害に対するリスク管理強化を専門家グループが要請
News Release | 2020年8月20日 Asian Development Bank
https://www.adb.org/ja/news/experts-call-stronger-risk-management-health-and-water-disasters-wake-covid-19-pandemic
■天皇ご一家、コロナ感染防止のため今夏の静養をお取り止めに(8/18)
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を考慮し、この夏の静養を控えられることになりました。天皇ご一家は毎年8月、御用邸がある那須(栃木県)や下田(静岡県)で静養されていますが、数十人に上る随行者、駅前や沿道で奉迎する多くの人々が「密な状態」になることを懸念され、今夏の静養を見送ることを決められたということです。
▲新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し今夏の静養を控えられた天皇ご一家(8/18 12:42配信のFNN動画より)
◎天皇ご一家 夏の静養見送りへ 8/18(火) 12:42配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/75076
◎天皇ご一家夏の静養見送り、新型コロナの影響考慮 8/18(火) 15:24配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4055895.html
■両陛下、75年目の「戦没者追悼式」にご臨席(8/15)
両陛下は8月15日、日本武道館(東京・千代田区)で行われた政府主催の「全国戦没者追悼式」に臨席されました。新型コロナウイルス感染防止のため、参列者数はおよそ550人と去年の1割以下となり、過去最も少なくなりました。
天皇陛下は新型コロナウイルスの感染拡大についてふれ、困難を乗り越え幸せと平和を願うお言葉を述べられました(下欄に全文掲載)。その後、遺族を代表して昭和20年6月にフィリピン・ルソン島で父親を亡くした静岡市の杉山英夫さん(82)が「戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さありがたさを万世にわたり語り続け継承してまいらなければならないと思います」と追悼の辞を述べました。参列者は式壇に菊の花を手向け、戦争で亡くなったおよそ310万人の霊を慰めました。両陛下の長女・敬宮愛子さまは、お住まいの赤坂御所で、正午の時報に合わせて黙とうをささげられたということです。
会場を訪れることができない遺族などが多かったことから、ことしの式典の様子はインターネット上の「YouTube」でも同時配信されました(下欄にURL記載)。
▲全国戦没者追悼式で「おことば」を述べられる天皇陛下(上)、黙とうされる両陛下(下)
◎終戦から75年 全国戦没者追悼式 約310万人の戦没者を慰霊 2020年8月15日 15時32分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012568021000.html?utm_int=news_contents_news-main_005
◎陛下 困難乗り越え幸せと平和願うお言葉 8/15(土) 15:37配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/15/07700381.html
◎コロナ禍、75回目の「終戦の日」 8/15(土) 4:22配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4053882.html
◎戦後75年「終戦の日」 全国戦没者追悼式(全行程動画) YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pmX54FW2t3g
<式次第>
24:58 開 式
25:14 天皇皇后両陛下御臨席
26:15 国歌斉唱
27:48 式 辞 (内閣総理大臣)
33:54 黙とう
35:02 天皇陛下のおことば
38:17 追悼の辞(衆議院議長、43:03 参議院議長、48:25 最高裁判所長官、51:52 遺族代表)
58:11 天皇皇后両陛下御退席
1:00:44 献 花
1:18:30 閉 式
<天皇陛下のおことば全文>
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその 遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
★天皇陛下の「おことば」に広がる共感の輪★
全国戦没者追悼式での陛下の上掲「おことば」についてはさまざまな受け止め方がなされたが、そこに「陛下独自の考え方」を読み取り、「『令和流』はもう始まっている」と指摘した記事も公開された(下記)。昨年の「全国豊かな海づくり大会」式典での国歌斉唱時に両陛下が日の丸を見上げられたことと合わせ、「国民と同じ方を見る」陛下の姿勢が浮き彫りになり、皇室を敬愛する人々の間で静かに共感の輪が広がっている。
◎天皇の「コロナ関連発言」から見えた、上皇との「大きな違い」(大木 賢一 共同通信社編集委員)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75325
■両陛下、国連事務次長から核軍縮についてご説明受ける(8/11)
両陛下は8月11日、国連事務次長の中満泉氏を赤坂御所に招き、核軍縮をめぐる現状などについて説明を受けられました。中満氏は国連の軍縮担当トップで、国連事務総長の代理として広島や長崎の平和式典に出席しています。
氏は国際的情勢を説明後、広島や長崎では若者がオンラインなどの新しい技術を使って被爆者の経験を世界中に発信していること等を紹介。両陛下は愛子さまが学習院女子中等科で広島を訪れた時のことを書いた卒業文集のコピーを渡され、若い人が平和や海外の課題に積極的に関心を持つことが重要ということに話が及んだということです。
▲両陛下は国連事務次長の中満泉氏と面談、核軍縮の現状や広島・長崎の若者の取り組みなどについて話し合われました(8/11 21:49配信の日テレ動画より)
◎両陛下、国連事務次長から“核軍縮”現状を 8/11(火) 21:49配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/11/07698300.html
◎両陛下 国連事務次長から核軍縮などの説明 8/11(火) 23:39配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190552.html
■天皇ご一家、長崎原爆犠牲者に黙とう(8/9)
長崎の原爆の日に当たり、両陛下は8月9日午前、長女の敬宮愛子さまとともに赤坂御所で黙祷されました。天皇ご一家は、6日の広島の原爆の日にあたっても黙祷されています。
▲教会で祈る人々(2020/8/10 10:28 掲載の長崎新聞記事より)
◎両陛下と愛子さま、長崎原爆の日にあたり黙祷 2020/8/9 12時43分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4048939.html
◎被爆・戦後75年 8月9日 長崎原爆の日 2020/8/10 10:28 長崎新聞社
https://this.kiji.is/665368600751981665?c=174761113988793844
■両陛下、熊本県知事から豪雨被害状況についてご聴取(8/07)
両陛下は8月7日、赤坂御所に熊本県の蒲島郁夫知事を招き、7月の豪雨被害の状況や対応について説明を聞かれました。両陛下は被災者が避難所でどのように生活し、何を必要としているかについて質問。新型コロナウイルス感染拡大の中で被災した子供たちや復旧作業に当たる人たちの健康を心配し、「暑い中で大変ですが、お体を大事によろしくお願いします」と述べられたということです。蒲島知事は面談後、「やっぱり社会の一番弱い立場の方々に心を寄せておられるなと思います」と語っています。
▲熊本県知事と面談し被害状況について説明を受けられる両陛下(上)、面談後に感想を語る熊本県知事(下)
(8/7 22:04配信の日テレ動画より)
◎両陛下7月豪雨でお悔やみ 熊本知事と面会 8/7(金) 22:04配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/07/07696016.html
◎両陛下、熊本知事と面会 豪雨被害の説明聞く 8/7(金) 18:55配信 時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080701144&g=soc
◎両陛下、熊本知事から被災地の現状の説明お受けに 8/7(金) 19:07配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200807/lif2008070054-n1.html
■天皇ご一家、広島原爆犠牲者に黙とう(8/6)
広島の原爆の日に当たり、両陛下は8月6日午前、長女の敬宮愛子さまとともに赤坂御所で黙祷されました。皇室では、広島の原爆の日(8/6)、沖縄の慰霊の日(6/23)、長崎の原爆投下日(8/9)、終戦の日(8/15)を「忘れてはならない」4つの日とし、黙祷をささげられています。
▲広島原爆投下から75年。原爆慰霊碑には32万4129人の原爆死没者名簿が刻まれた
(2020年8月6日 7時01分配信のNHKニュースより)
◎両陛下がご黙祷 広島原爆の日 8/6(木) 11:22配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200806/lif2008060019-n1.html
◎原爆投下から75年 きょう広島で「原爆の日」追悼の祈りに 2020年8月6日 7時01分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200806/k10012553181000.html
■両陛下、豪雨被害の九州3県にお見舞金(8/04)
両陛下は、今年7月の九州豪雨でとくに甚大な被害を受けた福岡県、熊本県、大分県に対し、災害お見舞金を贈られました。8月4日午前11時、宮内庁の石川泰三総務課長から各県の東京事務所長に伝達したということです。両陛下は豪雨災害で犠牲者、安否不明者、避難者が多数出ていることに心を痛め、心からの哀悼とお見舞いの気持ちを示されています。
▲熊本県の災害の状況(8/7 22:04配信の日テレ動画より)
◎両陛下、熊本など3県にお見舞金 8/4(火) 11:54配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200804/lif2008040008-n1.html
◎両陛下、福岡・熊本・大分に災害お見舞金 8/4(火) 12:32配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/04/07693642.html
◎両陛下、豪雨被害で見舞金 福岡、熊本、大分各県に 8/4(火) 12:38配信 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080400514&g=soc
◎両陛下7月豪雨でお悔やみ 熊本知事と面会 8/7(金) 22:04配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/07/07696016.html
■両陛下、気象庁長官から豪雨対応について説明受ける(8/04)
両陛下は8月4日、赤坂御所に気象庁の関田康雄長官らを招き、7月に熊本県などを襲った豪雨への対応について説明を受けられました。関係者の尽力に感謝し、被災地の今後の暑さ対策を心配されるとともに、毎年この時期に大雨被害が続くことについて質問されたということです。両陛下は豪雨被害に心を痛め、早期に説明を受けることを希望しておられました。
◎両陛下、熊本豪雨への対応聞く 気象庁長官らから 2020年08月04日20時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080401092&g=soc
■愛子さまご誕生時にタイから贈られたゾウ「アティ」旅立つ(8/24)
敬宮愛子さまのご誕生を祝って2002年10月、タイから東京の上野動物園に贈られたオスのアジアゾウ「アティ」が8月24日朝、死亡しました。アティと共にやってきたメスの「ウタイ」は健在です。
▲2020年4月に撮影されたオスのアジアゾウ「アティ」(8/24 19:23配信の日テレ動画より)
◎愛子さまご誕生でタイから寄贈 ゾウ死ぬ 8/24(月) 19:23配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/24/07706073.html?cx_recsclick=0#cxrecs_s
■天皇陛下ご即位のお祝い品リストと写真、宮内庁が公開(8/24)
宮内庁は8月24日、天皇陛下の即位を祝って贈られた工芸品や美術品などの一覧と写真を公開しました。公開されたのは、47都道府県や衆参両院、内閣と最高裁判所の関係者、ブラジルの邦人団体から贈られた計52件の品々で、江戸切子の大皿(東京都)や南部鉄器の鉄瓶(岩手県)など各地の伝統工芸品が中心です。
▲左上:北海道・北海道市長会・北海道町村会「二風谷アットゥシのタペストリー」、左下:青森県・青森県市長会・青森県町村会「津軽塗飾皿」
▲中上:岩手県・岩手県市長会・岩手県町村会 南部鉄器 鉄瓶「南部砂鉄 石割桜 南部形鐵瓶」、中下:東京都 江戸切子「鳳凰文 大皿」
▲右上:沖縄県 琉球ガラス 花器「島景色」、右下:トメアスー文化農業振興協会(ブラジル)「天皇陛下即位祝賀寄書よせがきバナー」
◎天皇陛下即位のお祝い品のリストと写真をHPで公開 宮内庁 8/24(月) 18:40配信 毎日
https://mainichi.jp/articles/20200824/k00/00m/040/140000c
◎御即位を祝う献上品(令和2年8月24日掲載) 宮内庁HP
https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/index.html#kenjyohin
〇献上品リスト https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohinlist.html
〇写真 https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohin.html
■両陛下、水と防災に関する国際会議をオンライン聴講(8/20)
両陛下は8月20日、「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」を聴講されました。この会議は新型コロナの流行中に水災害が発生した場合の準備やその対処方法について、世界各国の専門家らが話し合うために開催されたもの(詳細下記)。両陛下がオンラインの会議に参加するのは初めてで、水問題をライフワークとして研究している天皇陛下は「大変意義のある会議でした」と話されていたということです。
▲「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」をオンライン聴講される両陛下。聴講に同席した廣木謙三教授は「参考資料にもアンダーラインを引いて、びっしり書き込みをされてご覧になっておられました」と話した。(8/20 22:47配信の日テレ動画より)
◎天皇皇后両陛下、国際オンライン会議を聴講 8/20(木) 22:47配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/20/07703742.html
◎両陛下、“コロナと水” 国際オンライン会議を聴講 8/21(金) 1:47配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4058024.html
◎天皇皇后両陛下 水防災のオンライン国際会議をご聴講 8/21(金) 0:31配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/76238
<国際会議の内容について>
「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」は、水と災害ハイレベルパネル(HELP)、アジア開発銀行(ADB)、政策研究大学院大学(GRIPS)および国際連合地域開発センターにより共同開催された。この会議に参集した専門家達は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う、保健衛生や水関連災害に対するより強力で総合的なリスク管理の必要性について議論した。内容詳細は下記。
◎新型コロナウイルスに伴う、保健衛生と水災害に対するリスク管理強化を専門家グループが要請
News Release | 2020年8月20日 Asian Development Bank
https://www.adb.org/ja/news/experts-call-stronger-risk-management-health-and-water-disasters-wake-covid-19-pandemic
■天皇ご一家、コロナ感染防止のため今夏の静養をお取り止めに(8/18)
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を考慮し、この夏の静養を控えられることになりました。天皇ご一家は毎年8月、御用邸がある那須(栃木県)や下田(静岡県)で静養されていますが、数十人に上る随行者、駅前や沿道で奉迎する多くの人々が「密な状態」になることを懸念され、今夏の静養を見送ることを決められたということです。
▲新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し今夏の静養を控えられた天皇ご一家(8/18 12:42配信のFNN動画より)
◎天皇ご一家 夏の静養見送りへ 8/18(火) 12:42配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/75076
◎天皇ご一家夏の静養見送り、新型コロナの影響考慮 8/18(火) 15:24配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4055895.html
■両陛下、75年目の「戦没者追悼式」にご臨席(8/15)
両陛下は8月15日、日本武道館(東京・千代田区)で行われた政府主催の「全国戦没者追悼式」に臨席されました。新型コロナウイルス感染防止のため、参列者数はおよそ550人と去年の1割以下となり、過去最も少なくなりました。
天皇陛下は新型コロナウイルスの感染拡大についてふれ、困難を乗り越え幸せと平和を願うお言葉を述べられました(下欄に全文掲載)。その後、遺族を代表して昭和20年6月にフィリピン・ルソン島で父親を亡くした静岡市の杉山英夫さん(82)が「戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さありがたさを万世にわたり語り続け継承してまいらなければならないと思います」と追悼の辞を述べました。参列者は式壇に菊の花を手向け、戦争で亡くなったおよそ310万人の霊を慰めました。両陛下の長女・敬宮愛子さまは、お住まいの赤坂御所で、正午の時報に合わせて黙とうをささげられたということです。
会場を訪れることができない遺族などが多かったことから、ことしの式典の様子はインターネット上の「YouTube」でも同時配信されました(下欄にURL記載)。
▲全国戦没者追悼式で「おことば」を述べられる天皇陛下(上)、黙とうされる両陛下(下)
◎終戦から75年 全国戦没者追悼式 約310万人の戦没者を慰霊 2020年8月15日 15時32分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012568021000.html?utm_int=news_contents_news-main_005
◎陛下 困難乗り越え幸せと平和願うお言葉 8/15(土) 15:37配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/15/07700381.html
◎コロナ禍、75回目の「終戦の日」 8/15(土) 4:22配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4053882.html
◎戦後75年「終戦の日」 全国戦没者追悼式(全行程動画) YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pmX54FW2t3g
<式次第>
24:58 開 式
25:14 天皇皇后両陛下御臨席
26:15 国歌斉唱
27:48 式 辞 (内閣総理大臣)
33:54 黙とう
35:02 天皇陛下のおことば
38:17 追悼の辞(衆議院議長、43:03 参議院議長、48:25 最高裁判所長官、51:52 遺族代表)
58:11 天皇皇后両陛下御退席
1:00:44 献 花
1:18:30 閉 式
<天皇陛下のおことば全文>
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその 遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
★天皇陛下の「おことば」に広がる共感の輪★
全国戦没者追悼式での陛下の上掲「おことば」についてはさまざまな受け止め方がなされたが、そこに「陛下独自の考え方」を読み取り、「『令和流』はもう始まっている」と指摘した記事も公開された(下記)。昨年の「全国豊かな海づくり大会」式典での国歌斉唱時に両陛下が日の丸を見上げられたことと合わせ、「国民と同じ方を見る」陛下の姿勢が浮き彫りになり、皇室を敬愛する人々の間で静かに共感の輪が広がっている。
◎天皇の「コロナ関連発言」から見えた、上皇との「大きな違い」(大木 賢一 共同通信社編集委員)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75325
■両陛下、国連事務次長から核軍縮についてご説明受ける(8/11)
両陛下は8月11日、国連事務次長の中満泉氏を赤坂御所に招き、核軍縮をめぐる現状などについて説明を受けられました。中満氏は国連の軍縮担当トップで、国連事務総長の代理として広島や長崎の平和式典に出席しています。
氏は国際的情勢を説明後、広島や長崎では若者がオンラインなどの新しい技術を使って被爆者の経験を世界中に発信していること等を紹介。両陛下は愛子さまが学習院女子中等科で広島を訪れた時のことを書いた卒業文集のコピーを渡され、若い人が平和や海外の課題に積極的に関心を持つことが重要ということに話が及んだということです。
▲両陛下は国連事務次長の中満泉氏と面談、核軍縮の現状や広島・長崎の若者の取り組みなどについて話し合われました(8/11 21:49配信の日テレ動画より)
◎両陛下、国連事務次長から“核軍縮”現状を 8/11(火) 21:49配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/11/07698300.html
◎両陛下 国連事務次長から核軍縮などの説明 8/11(火) 23:39配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190552.html
■天皇ご一家、長崎原爆犠牲者に黙とう(8/9)
長崎の原爆の日に当たり、両陛下は8月9日午前、長女の敬宮愛子さまとともに赤坂御所で黙祷されました。天皇ご一家は、6日の広島の原爆の日にあたっても黙祷されています。
▲教会で祈る人々(2020/8/10 10:28 掲載の長崎新聞記事より)
◎両陛下と愛子さま、長崎原爆の日にあたり黙祷 2020/8/9 12時43分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4048939.html
◎被爆・戦後75年 8月9日 長崎原爆の日 2020/8/10 10:28 長崎新聞社
https://this.kiji.is/665368600751981665?c=174761113988793844
■両陛下、熊本県知事から豪雨被害状況についてご聴取(8/07)
両陛下は8月7日、赤坂御所に熊本県の蒲島郁夫知事を招き、7月の豪雨被害の状況や対応について説明を聞かれました。両陛下は被災者が避難所でどのように生活し、何を必要としているかについて質問。新型コロナウイルス感染拡大の中で被災した子供たちや復旧作業に当たる人たちの健康を心配し、「暑い中で大変ですが、お体を大事によろしくお願いします」と述べられたということです。蒲島知事は面談後、「やっぱり社会の一番弱い立場の方々に心を寄せておられるなと思います」と語っています。
▲熊本県知事と面談し被害状況について説明を受けられる両陛下(上)、面談後に感想を語る熊本県知事(下)
(8/7 22:04配信の日テレ動画より)
◎両陛下7月豪雨でお悔やみ 熊本知事と面会 8/7(金) 22:04配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/07/07696016.html
◎両陛下、熊本知事と面会 豪雨被害の説明聞く 8/7(金) 18:55配信 時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080701144&g=soc
◎両陛下、熊本知事から被災地の現状の説明お受けに 8/7(金) 19:07配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200807/lif2008070054-n1.html
■天皇ご一家、広島原爆犠牲者に黙とう(8/6)
広島の原爆の日に当たり、両陛下は8月6日午前、長女の敬宮愛子さまとともに赤坂御所で黙祷されました。皇室では、広島の原爆の日(8/6)、沖縄の慰霊の日(6/23)、長崎の原爆投下日(8/9)、終戦の日(8/15)を「忘れてはならない」4つの日とし、黙祷をささげられています。
▲広島原爆投下から75年。原爆慰霊碑には32万4129人の原爆死没者名簿が刻まれた
(2020年8月6日 7時01分配信のNHKニュースより)
◎両陛下がご黙祷 広島原爆の日 8/6(木) 11:22配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200806/lif2008060019-n1.html
◎原爆投下から75年 きょう広島で「原爆の日」追悼の祈りに 2020年8月6日 7時01分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200806/k10012553181000.html
■両陛下、豪雨被害の九州3県にお見舞金(8/04)
両陛下は、今年7月の九州豪雨でとくに甚大な被害を受けた福岡県、熊本県、大分県に対し、災害お見舞金を贈られました。8月4日午前11時、宮内庁の石川泰三総務課長から各県の東京事務所長に伝達したということです。両陛下は豪雨災害で犠牲者、安否不明者、避難者が多数出ていることに心を痛め、心からの哀悼とお見舞いの気持ちを示されています。
▲熊本県の災害の状況(8/7 22:04配信の日テレ動画より)
◎両陛下、熊本など3県にお見舞金 8/4(火) 11:54配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200804/lif2008040008-n1.html
◎両陛下、福岡・熊本・大分に災害お見舞金 8/4(火) 12:32配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/04/07693642.html
◎両陛下、豪雨被害で見舞金 福岡、熊本、大分各県に 8/4(火) 12:38配信 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080400514&g=soc
◎両陛下7月豪雨でお悔やみ 熊本知事と面会 8/7(金) 22:04配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/07/07696016.html
■両陛下、気象庁長官から豪雨対応について説明受ける(8/04)
両陛下は8月4日、赤坂御所に気象庁の関田康雄長官らを招き、7月に熊本県などを襲った豪雨への対応について説明を受けられました。関係者の尽力に感謝し、被災地の今後の暑さ対策を心配されるとともに、毎年この時期に大雨被害が続くことについて質問されたということです。両陛下は豪雨被害に心を痛め、早期に説明を受けることを希望しておられました。
◎両陛下、熊本豪雨への対応聞く 気象庁長官らから 2020年08月04日20時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080401092&g=soc
8/4(火) 12:32配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/04/07693642.html
天皇皇后両陛下は、令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた福岡県、熊本県、大分県に対し、災害お見舞金を贈られました。4日午前11時、宮内庁の石川泰三総務課長からそれぞれの県の東京事務所長に伝達したということです。
◎両陛下、豪雨被害で見舞金 福岡、熊本、大分各県に
8/4(火) 12:38配信 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080400514&g=soc
天皇、皇后両陛下は4日、7月の豪雨で大きな被害を受けた福岡、熊本、大分の各県に対し、宮内庁を通じ見舞金として金一封を贈られた。
◎両陛下、熊本など3県にお見舞金
8/4(火) 11:54配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200804/lif2008040008-n1.html
天皇、皇后両陛下は4日、九州地方を中心とした7月の豪雨災害より特に甚大な被害を受けた福岡、熊本、大分の3県に対し、それぞれ宮内庁を通じて見舞金を贈られた。豪雨災害をめぐっては、両陛下は犠牲者、安否不明者、避難者が多数出ていることに心を痛め、心から哀悼するとともに、遺族や被災者に見舞いの気持ちを示されている。
◎両陛下、熊本豪雨への対応聞く 気象庁長官らから
2020年08月04日20時36分 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080401092&g=soc
天皇、皇后両陛下は4日、お住まいの赤坂御所に気象庁の関田康雄長官らを招き、7月に熊本県などを襲った豪雨への対応について話を聞かれた。
関田長官らによると、天皇陛下は関係者の尽力に感謝し、被災地の今後の暑さ対策を心配していた。皇后さまからは毎年この時期に大雨被害が続くことについての質問があったという。
宮内庁によると、両陛下は豪雨被害に心を痛め、早期に説明を受けることを希望していた。
8/6(木) 11:22配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200806/lif2008060019-n1.html
宮内庁によると、天皇、皇后両陛下は6日午前、広島の原爆の日に当たり、長女の敬宮(としのみや)愛子さまとともにお住まいの赤坂御所で黙祷(もくとう)された。上皇ご夫妻も同日、仮住まい先の仙洞(せんとう)仮御所で、広島市で開かれた式典の様子をテレビで見守りながら、黙祷されたという。
上皇ご夫妻は広島の原爆の日のほか、沖縄での組織的戦闘が終結したとされる慰霊の日(6月23日)、長崎へ原爆が投下された日(8月9日)、終戦の日(同15日)を「忘れてはならない」4つの日とし、毎年欠かさず黙祷されてきた。両陛下も皇太子同妃時代から4つの日に黙祷をささげられている。
8/7(金) 18:55配信 時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080701144&g=soc
天皇、皇后両陛下は7日、お住まいの赤坂御所に熊本県の蒲島郁夫知事を招き、7月の豪雨被害の状況や対応について説明を聞かれた。
知事によると、両陛下は被災者が避難所でどのように生活し、何を必要としているかについて質問。復旧や復興作業に当たる人たちの健康も気遣い、「暑い中で大変ですが、お体を大事によろしくお願いします」と述べたという。
◎両陛下、熊本知事から被災地の現状の説明お受けに
8/7(金) 19:07配信 産経
https://www.sankei.com/life/news/200807/lif2008070054-n1.html
天皇、皇后両陛下は7日、7月に九州を中心として被害をもたらした豪雨災害で、特に被害が大きかった熊本県の蒲島郁夫知事を赤坂御所に招き、被災地の状況について説明を受けられた。
蒲島氏によると、説明に対し、両陛下は熱心に耳を傾けられた。「被災者は何を一番必要とされていますか」などと、避難を余儀なくされている被災者の現状や被災した子供の状況について質問されたという両陛下。説明を終え、蒲島氏が退出する際には、犠牲者遺族へのお悔やみに加えて、猛暑の中で復旧、復興作業を続けている被災者の体調を気遣われたという。
両陛下は被災地の被害の大きさに心を痛め、見舞いのお気持ちを示されてきた。災害被災地をめぐっては昨年12月、両陛下が10月の台風で被害を受けた宮城、福島両県をご訪問。上皇ご夫妻も、平成30年の西日本豪雨被災地を訪問するなど、被災者に寄り添われてきた。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状では、慎重にならざるを得ない側面もある。
両陛下が直接訪問されるとすれば、同行する宮内庁職員や警備の警察官の感染症対策に加え、出迎えの人が「密」にならないようにするなどの配慮が必要になる。コロナ禍での両陛下の被災地へのご訪問について、宮内庁のある幹部は「両陛下のお気持ちをくみながら、冷静に状況を見極めていく必要がある」と話している。
8/7(金) 22:04配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/07/07696016.html
天皇皇后両陛下は7日、甚大な被害をもたらした「7月豪雨」について、熊本県知事から説明を受けられました。
天皇皇后両陛下は7日、赤坂御所に上京中の蒲島郁夫熊本県知事を招き、7月豪雨の被災状況とその対応について説明を受けられました。
熊本県では65人が亡くなっています。知事によりますと、天皇陛下は遺族へのお悔やみとともに、被災した人たちへお見舞いの気持ちを伝え、猛暑の中での復旧復興作業についてねぎらわれたということです。
また両陛下は、避難所での様子や被災者が今、何を必要としているかをたずね、新型コロナウイルス感染拡大の中で被災した子供たちの状況を心配されていたということです。
蒲島知事「両陛下も(新型コロナウイルス禍の状況に)大変苦しまれているのではないかなと。やっぱり社会の一番弱い立場の方々に心を寄せておられるなと思います」
◎両陛下、熊本県知事と面会
7日 18時35分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4047866.html
天皇皇后両陛下は、7日、熊本県知事から先月の豪雨災害について説明を受けられました。
両陛下は、先月の豪雨で大きな被害を受けた熊本県の蒲島郁夫知事をお住まいの赤坂御所に招き、被災状況などについて説明を受けられました。両陛下は、被災した子どもたちや避難所での生活などについて質問し、およそ1時間にわたって耳を傾けられたということです。
「(両陛下が)とにかく気にされているのは、この猛暑がとても大変だろうと。特に、この猛暑の中での作業されている方々の、ご心配もとてもされていました」(熊本県 蒲島郁夫 知事)
両陛下は、遺族へのお悔やみと被災者へのお見舞いの言葉をかけた上で、猛暑の中で復旧復興作業にあたる人々に「お体を大事に」とねぎらわれたということです。
9日 12時43分 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4048939.html
長崎の原爆の日にあたり、宮内庁は、天皇皇后両陛下が9日、愛子さまとともにお住まいの赤坂御所で黙祷されたと発表しました。
上皇ご夫妻もお住まいの高輪の仙洞仮御所で、平和祈念式典の様子をテレビで見守り黙祷されたということです。
両陛下と愛子さま、上皇ご夫妻は、6日の広島の原爆の日にあたっても黙祷されています。
8/11(火) 21:49配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/11/07698300.html
天皇皇后両陛下は、中満泉・国連事務次長と面会し、核軍縮をめぐる現状などについて話を聞かれました。
天皇皇后両陛下は、11日、国連事務総長の代理として広島や長崎の平和式典に出席した中満事務次長を赤坂御所に招き、核軍縮をめぐる現状などについて聞かれました。
中満事務次長が、広島・長崎の被爆者の話をオンラインなどの新しい形で世界中に発信している若者の取り組みを紹介すると、天皇皇后両陛下は、「若い人が引き継いでいってくれることが重要ですね」と述べられたということです。
また、天皇陛下には、長女の愛子さまが広島について書かれた中学の卒業文集のコピーが手渡され、若い人が平和や海外の課題に積極的に関心を持つことが重要だということに話が及んだということです。
◎両陛下 国連事務次長から核軍縮などの説明
8/11(火) 23:39配信 テレ朝
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000190552.html
天皇皇后両陛下は11日、国連の中満泉事務次長から核軍縮を巡る国際情勢や広島、長崎での新しい取り組みについて説明を受けられました。
両陛下は午後、国連の軍縮担当のトップである中満事務次長から核軍縮問題などについて説明を受けられました。中満事務次長は国際的な情勢を説明したうえで、広島や長崎では若者が新しい技術を使って被爆者の経験の継承に取り組んでいることなどを話したということです。これに対し、両陛下は「思いを若い人が引き継いでいってくれることは重要ですね」などと話されたということです。
また、両陛下は愛子さまが学習院女子中等科で広島を訪れた時のことを書いた卒業文集のコピーを中満事務次長に渡されたということです。
2020年8月15日 15時32分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200815/k10012568021000.html?utm_int=news_contents_news-main_005
終戦から75年を迎えた15日、およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で行われました。
式典には全国から遺族の代表などが参列しましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため、20の府と県がやむなく遺族の参加を断念しました。
参列者の数はおよそ550人と去年の1割以下となり、過去最も少なくなりました。
式典では、天皇陛下が、皇后さまとともに菊の花で飾られた式壇に着かれたあと、国歌が演奏されました。
ことしは、感染防止のため、斉唱はせず、演奏のみとなりました。
そして、安倍総理大臣が「戦争の惨禍を、2度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります。我が国は、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えながら、世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です」と式辞を述べ、参列者全員で1分間の黙とうをささげました。
続いて天皇陛下が「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。
このあと遺族を代表して昭和20年6月にフィリピン・ルソン島で父親を亡くした静岡市の杉山英夫さん(82)が「戦争のない平和な時代として75年、2度と我々の様な戦没者遺族を出さないために、大戦を知る遺族として、罪のない一般市民まで巻き込まれる戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さありがたさを万世にわたり語り続け継承してまいらなければならないと思います」と追悼の辞を述べました。
参列者は式壇に菊の花を手向けて、戦争で亡くなったおよそ310万人の霊を慰めました。
会場を訪れることができない遺族などが多かったことから、ことしの式典の様子はインターネット上の「YouTube」でも同時配信されました。
終戦から75年を迎えて参列者の高齢化も進み、およそ8割が70歳以上となっています。
このうち最年長の参列者で北海道に住む93歳の長屋昭次さんは兄の保さん(当時26)が昭和20年、戦地だった中国で肺結核のため亡くなりました。
長屋さんは、「コロナの関係で参加することにちゅうちょはありましたが、この年齢なのでこれが最後だと思ってしっかり慰霊したいと思っています。75年になりましたが、いま思えば、戦争は絶対やってはいけないと思います。いま政治に携わる人たちは、私たちの考えとは異質の考えを持っているような気がします。間違った方向にいかないように常に念願しています」と話していました。
また、戦争の記憶を受け継いでいこうと、最年少の遺族として参列した群馬県の中学1年生、井田雪花さん(12)は、曽祖父の井田正雄さんが昭和20年5月にソロモン諸島で戦死しています。
井田さんは、「曽祖父が平和な世界を望んでいると感じたので参加しようと思いました。私は戦争を知らない世代ですが戦争についてもっと勉強し、争いのない平和な世界の願いを次の世代に引き継いでいけるように努めていきたいです」と話していました。
◆上皇ご夫妻 愛子さま 正午の時報とともに黙とう
宮内庁によりますと、上皇ご夫妻は、東京 港区にある仮住まい先の仙洞仮御所で、テレビの中継番組を通じて戦没者追悼式をご覧になりました。
そして、正午の時報とともに黙とうをささげられました。
また、天皇皇后両陛下の長女の愛子さまも、お住まいの赤坂御所で、正午の時報に合わせて黙とうをささげられたということです。
◎陛下 困難乗り越え幸せと平和願うお言葉
8/15(土) 15:37配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/15/07700381.html
75回目の終戦の日の15日、全国戦没者追悼式が開かれ、天皇陛下は、新型コロナウイルスの感染拡大についてふれ、困難を乗り越え幸せと平和を願ったお言葉を述べられました。
感染対策がとられる中、開かれた追悼式では、国歌斉唱はせず、演奏のみとなり、正午には1分間の黙とうがささげられました。
陛下のお言葉「私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」
新型コロナウイルスの影響で天皇皇后両陛下の皇居や赤坂御所以外の公務は6か月ぶりとなり、15日は、マスクを着用して臨席されました。
また、20の府と県の遺族代表が出席を断念するなど参列者は、およそ540人と、去年の1割以下となり過去最少となりました。
◎コロナ禍、75回目の「終戦の日」
8/15(土) 4:22配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4053882.html
8月15日は75回目の「終戦の日」です。東京の日本武道館では「全国戦没者追悼式」が行われますが、新型コロナの感染拡大で遺族などの参列者は過去最少となる見通しです。
戦没者追悼式には、天皇・皇后両陛下や安倍総理をはじめ、12歳から93歳までの遺族らが参列する予定で、正午に黙とうが捧げられます。ただ、今年は新型コロナの感染拡大の影響で例年招待していた都道府県ごとの遺族代表を20人ずつに減らしたことや、20府県が参加を辞退したことで、参列者は去年の1割に満たないおよそ500人あまりとなり、過去最少になる見通しです。
また、会場では国歌斉唱を行わず演奏のみとするほか、参列者にはマスクの着用と検温を求めるなど感染防止の対策がされるということです。
厚生労働省は会場に来ることのできない遺族らのために、初めて式の動画をインターネットで同時配信する予定です。
◎戦後75年「終戦の日」 全国戦没者追悼式(全行程動画)
https://www.youtube.com/watch?v=pmX54FW2t3g
◎天皇陛下のおことば全文
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
8/18(火) 15:24配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4055895.html
宮内庁は、天皇ご一家が新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、恒例となっている夏の静養を見送られることを明らかにしました。
天皇ご一家は毎年8月に、御用邸がある伊豆の下田と栃木県の那須で静養されています。ご一家が静養に向かう場合、東京から随行して移動する宮内庁職員や皇宮警察関係者が数十人に上るほか、駅前や沿道に多くの人が集まって密な状態になることも予想されます。
宮内庁によりますと、両陛下はそうした状況になることを懸念し、新型コロナウイルスの感染防止の観点からこの夏の静養を見送ることを決められたということです。(以下略)
◎天皇ご一家 夏の静養見送りへ
8/18(火) 12:42配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/75076
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を考慮し、この夏の静養を控えられることがわかった。
関係者によると、両陛下は例年8月下旬に、長女の愛子さまとともに、栃木県の那須御用邸に滞在しているが、感染拡大が続く中、移動にともない、人が集まり、「密」な状況になることを避けるため、2020年は静養を控えられるという。
両陛下は、感染拡大に深く心を痛め、現場で対応にあたる専門家などから説明を受け、愛子さまもオンラインで大学の授業を受講し、外出を控えられる日々が続いている。(以下略)
8/20(木) 22:47配信 日テレ
https://www.news24.jp/articles/2020/08/20/07703742.html
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスが流行する中での水災害に関する対応を議論する国際オンライン会議を聴講されました。
天皇皇后両陛下が聴講されたのは「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」です。この会議は、新型コロナの流行中に水災害が発生した場合の準備やその対処方法について、世界各国の専門家らが知見を共有し、どう立ち向かうかを話し合うために開催されたものです。
両陛下がオンラインの会議に参加するのは初めてで、水問題をライフワークとして研究している天皇陛下は、「大変意義のある会議でした」と話されていたということです。
会議の聴講に同席した政策研究大学院大学・廣木謙三教授「参考資料にもアンダーラインを引いて、天皇陛下も皇后陛下もびっしりと書き込みをされて、この会議をご覧になっておられました」
◎両陛下、“コロナと水” 国際オンライン会議を聴講
8/21(金) 1:47配信 TBS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4058024.html
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスが流行する中での水害や災害時の感染防止策などについて話し合う国際オンライン会議を聴講されました。
両陛下がお住まいの赤坂御所で聴講された国際会議は英語で行われ、避難所での感染爆発など、災害とコロナが複合災害となる懸念などが指摘されました。
「参考資料にもアンダーラインを引いてですね、ものすごい熱心だった」(政策研究大学院大学 廣木謙三教授)
両陛下と同席し、会議の進行役を務めた政策研究大学院大学の廣木教授によりますと、両陛下は国際協力機構のJICAが感染症を防ぐために歌を作って手洗いを促した取り組みなどに興味を持ち、陛下は、「大変意義のある充実した会議だった」と感想を述べられたということです。
また、両陛下がオンライン会議を聴講するのは初めてで、「臨場感があり、人と人とのつながりを感じた」と話されたということです。
◎天皇皇后両陛下 水防災のオンライン国際会議をご聴講
8/21(金) 0:31配信 FNN
https://www.fnn.jp/articles/-/76238
天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルスの世界的な流行が続く中、水関連の災害への対応を話し合うオンラインの国際会議を聴講された。
この会議は、国連や国際機関などの専門家らが参加し、水害の被災地での新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための対策などについてオンラインで話し合うもので、両陛下は、お住まいの赤坂御所でおよそ2時間半にわたり聴講された。
両陛下がオンラインで会議に参加するのは今回が初めてで、陛下は終了後、「大変意義のある充実した会議でした」と述べられたという。
◎新型コロナウイルスに伴う、保健衛生と水災害に対するリスク管理強化を専門家グループが要請
News Release | 2020年8月20日 Asian Development Bank
https://www.adb.org/ja/news/experts-call-stronger-risk-management-health-and-water-disasters-wake-covid-19-pandemic
フィリピン、マニラ(2020年8月20日)-本日、天皇皇后両陛下御臨席のもとオンラインで開催された国際会議において、参集した専門家達は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う、保健衛生や水関連災害に対するより強力で総合的なリスク管理の必要性について議論した。
「新型コロナウイルス感染症大流行下の水防災に関する国際オンライン会議」は、水と災害ハイレベルパネル(HELP)、アジア開発銀行(ADB)、政策研究大学院大学(GRIPS)および国際連合地域開発センターにより共同開催された。
浅川雅嗣ADB総裁は歓迎の辞の中で、「新型コロナウイルスのパンデミックにより、同感染症や水を媒介とする伝染病、その他の疾病の蔓延に対する主要な防衛線である、水、公衆衛生および適切な衛生サービス(WASH: Water, Sanitation and Hygiene)の重要性が浮き彫りになった」とした上で、「不幸にも、アジア・太平洋地域には、安全な水にアクセスすることのできない3億人の人々、そして安全な衛生設備を利用できない12億人の人々がおり、様々な疾病との闘いのために必要とされる公衆衛生の改善は大きな課題となっている」と述べた。
水関連災害は、新型コロナウイルスのような同時発生災害のリスクを著しく増大させる。参加者は、新型コロナウイルスのパンデミックの状況下において、水関連災害のリスク軽減(DRR: Disaster Risk Reduction)に取り組むための効果的な方法について議論した。
HELPはこの課題に取り組むために、「新型コロナウイルス感染症大流行下の水災害対処原則」を策定した。同原則は、政府首脳やDRR・新型コロナウイルスへの対応に携わる責任者、その他のステークホルダーに対して、同時発生する災害による影響の拡大を回避するための準備と対応方法に関する実践的な助言を提供するものである。浅川総裁は「これらの極めて重要な原則は、アジア・太平洋地域で今まさに必要とされている知見やベスト・プラクティス、そして指針を提供している。またこれらの原則は、ADBの水関連業務で採用された数多くの対策にも適合している」と述べた。
ADBは、2022年までに、上下水道の完備や下水処理に関するプロジェクトと技術支援に60億ドル以上、洪水リスク管理に20億ドル以上の事業を計画している。ADBのWASHに関する活動は、衛生問題の改善に支援を拡大しており、水と健康に関する分野横断的なアドバイザリー・チームが、保健分野での成果をプロジェクトにさらに取り入れるべく活動している。
ADBは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響に迅速に対応し、4月に200億ドルの包括的な支援パッケージを発表した。ADBの水関連の災害リスク管理と水分野のプロジェクトでは、同時発生する複合災害に対応するために、強固なインフラ、制度や能力の構築など、強靭性の確保にその焦点を広げている。また、ADBは、自然災害と公衆衛生上の危機の両方に対して緊急支援を行えるよう新たな融資制度を開発した。
韓国の元首相でHELP議長でもあるハン・スンス氏がこの会議の議長を務めた。各国政府の高官や国際機関・市民社会団体の代表者、そしてDDR、水、保健医療に関する専門家などが、同会議に出席した。アンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長およびダニロ・テゥルク スロベニア共和国元大統領が基調講演を行い、劉振民国連経済社会問題担当事務次長および田中昭彦GRIPS学長が歓迎の挨拶を行った。
この会議では、「新型コロナウイルス感染症流行下でのよりよい世界の構築のための水関連災害対策」と題するハイレベルパネルが開催され、北岡伸一国際協力機構理事長などの国際的な専門家と共に、バンバン・スサントノADBナレッジ管理・持続的開発担当副総裁が出席した。
ADBは、極度の貧困の撲滅に努めるとともに、豊かで、インクルーシブで、気候変動や災害等による環境の変化に強い持続可能なアジア・太平洋地域の実現に向け取り組んでいる。ADBは1966年に創立され、49の域内加盟国・地域を含め68の加盟国・地域によって構成されている。
8/24(月) 18:40配信 毎日
https://mainichi.jp/articles/20200824/k00/00m/040/140000c
宮内庁は24日、天皇陛下の即位を祝って全都道府県と国会などから天皇家に贈られた工芸品や美術品などの一覧と写真をホームページ(HP)上に公開した。平成の代替わり時は皇居で実物を一般公開したが、集まった人が新型コロナウイルスに感染するのを防ぐため、方法を変更した。
祝いの品は、47都道府県や衆参両院のほか内閣と最高裁判所の関係者、ブラジルの邦人団体からの計52件に上った。江戸切子の大皿(東京都)や南部鉄器の鉄瓶(岩手県)など各地の伝統工芸品が中心。宮内庁は、華美や高価なものは受け付けないことを通知で示しているが、金額は明らかにされていない。
天皇家などが受け取れる物品は、皇室経済法などによって年間の上限を600万円と規定しているが、昨年の国会で一定期間に限って規定額に算入しないことを議決していた。平成時は58件の祝いの品が贈られた。
◎御即位を祝う献上品(令和2年8月24日掲載)
宮内庁HP
https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/index.html#kenjyohin
〇献上品リスト
https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohinlist.html
〇写真
https://www.kunaicho.go.jp/odaigawari/kenjyohin.html