K-Graine's Affirmade in Stadio

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White Silent KNIGHT

2017-12-25 18:33:02 | アファメイド



「LUV(新作アルバム)賛否両論、ざまぁみろ!」 

by SUGIZO(LUNA SEA)

これは誰に対して言った「ざまぁみろ!」

なのか気になるところです。

その真意はいかに。


LUNA SEAの97年のSINGLES以来

発売日には必ずCDを購入していた

僕からしたらありえないことかと思いますが

実はまだアルバム聴いていません。

今のところレンタルで済まそうと思っています。

なんとなく中身が想像できてしまうんです。



僕が彼らに求めているモノは

往年のLUNA SEAの音楽ではなく

往年のLUNA SEAの姿勢、

強烈な個性がぶつかり合うことで生まれた

バンドマジックなんです。

実際にぶつかり合ってたかどうかは

本人たちしか知りえないことですが…。

20代ってやっぱり誰しも

自己主張が激しいし、好き嫌い激しいし

許容範囲も精神世界も狭いし、

まだ未熟といえば未熟な歳だからこそ

他人とぶつかる。

それが歳を重ねていくにつれて

どんどんなくなっていくのも事実。

嫌いな部分や他を認めることができる。

世界が広くなってくる。

同時に角が取れて丸くなってくる。

だからある意味素晴らしいことで

そういった次元に彼らは到達した。

っていうのが肯定的な意見である。


ただ一方で原曲者の意向に沿おうという感情が生まれ

曲に対しての違った視点、

おもしろいアレンジやアイデアが

出てこないようになっているような気がしている。

LUNA SEAにリーダーがいないのは有名な話だが、

昔に比べ楽曲毎に原曲者がイニシアチブを取っている状態に

なってしまっているのではないか。

企業がプロジェクトを進める過程で

それぞれ得意分野の人材に任せていくことと

バンドでのアルバム制作は一緒ではないような気がする。


昔RYUICHIが

「どんなにカッコいいことを言おうが、やろうが

そこで出てきたモノがカッコ悪かったら

バンドとして終わりなんですよ」

(END OF PERIODの特番(?)文章うる覚え…。)

とインタビューで答えていたが、

今回のLUVに関して、

本当に世に出す楽曲として彼らがOKを出したのか?

ソロ活動の片手間でバンドやってるんじゃないか?

って思われてもしょうがない作品じゃないのか?

LUVにおける5人のインタビューを読んだだけでも不安で仕方がない。

彼らのことを信じる人には応援したいと思える

素晴らしい言葉に聞こえるかもしれないけど

疑心暗鬼な自分にとっては正直キレイ事に聞こえてしまう。

まぁ受け取る僕側の問題なだけですけどね…。

彼らが本当にそう思っているとして

それに賛同するならついていけばいい。

それに反対するなら追いかけなくていい。

ただそれだけのこと。



「バンドを続ける意味ってないような気がするんですよね」 

by J(ソース忘れた)


昔はあくまでもバンドが主体で5人が

それぞれバンドのためだけに活動していたが、

今は音楽以外の活動も含め

5人全員がマルチプレイヤーになってしまった。

すべてセルフプロデュースできるようになってしまった。

だからこそ

バンドである意味を

バンドでやる意味を

もう一度考えながら活動してほしいなー。

今後に期待と不安が募る今日この頃。

これだけ多種多様な音楽が毎日のように生まれる時代の中で

LUNA SEAがどこに向かっていくのか

REBOOT後から彼らに対して否定的な意見が

多くなってきた20年近くなるセレブの戯言でした。

(そもそも聴いてもいないのに偉そうに好き勝手語ってすみません。)


追記:

少しこの件についてネット検索していると

僕の思いとほとんど一緒の方がおられました。

よくぞ言ってくれた!てな具合に

豊富な語彙力、文章の構成力、音楽的知識、

そしてこの作品を真摯に受け止めたうえでの

愛を持った見解で全17回(12月26日現在)にも渡る

膨大な記事にされています。

よろしければこちらもご覧ください。

(もちろんアルバムは視聴済みでらっしゃいます)

もはや僕の記事は読まなくてもいいレベルですね(笑)



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