Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

テレビ朝日版 ドラマ「砂の器」

2011-09-11 | 好きなヒト・モノ
   
3月12,13日放送予定だったドラマ「砂の器」が
半年遅れで昨日と今日、二夜連続放送








ストーリー(テレビ朝日公式サイトから)


昭和35年、12月11日未明、東京・蒲田駅構内の操車場で初老男性の他殺体が発見される
顔は潰され判別できないほどであったが、死因は殴殺ではなく扼殺と判明
首を絞められ、死後に顔を潰されたものと推定された
捜査本部による聞き込みにより、怪しい男が浮上
蒲田駅付近のバーで事件前日の夜、男二人連れの客があり、そのうちの一人が被害者の風貌と一致したのだ
また、被害者が東北弁らしき言葉を使っていたこと、そして、
『カメダは相変わらずですか』と犯人らしき男が言っていたこと、その2点が重大な証言として挙げられ、
「カメダ」というキーワードを軸に大規模な捜査が始まる
捜査本部の一員に加わった西蒲田署の吉村弘刑事(玉木宏)は、女性新聞記者の山下洋子(中谷美紀)から、
「カメダ」とは秋田県にある「羽後亀田」のことではないかと助言される
秋田へ向かった吉村と捜査一課のベテラン刑事・今西栄太郎(小林薫)は、
事件発生から数日の間に不信な男が目撃されていたという情報を得る
しかし、それ以上の手がかりはなく、吉村の記憶に唯一刻まれたのは、駅で偶然出会った、
洋子が敬愛してやまない新進気鋭の作曲家、和賀英良(佐々木蔵之介)の姿と、
彼が所属する『ヌーボーグループ』なる若い文化人の会であった








第一夜を見てみた

ロケ・セットとも昭和の雰囲気がとてもよく出ていて、
原作・松本清張の世界は壊れていない



脚本・竹山洋オリジナルの登場人物・洋子が吉村と一緒に事件の真実に迫っていく





吉村は悲惨な戦争体験から心に傷を持っており、
犯人も抱えているであろう傷と自身を対峙(たいじ)させることで、
事件の深部に近付けると信じ、捜査にまい進していく

これまで何度か映画化・ドラマ化された「砂の器」は、
犯人の気鋭の音楽家とそれを追うベテラン刑事を軸としたストーリーだったけど、
新しい設定によって少し違う「砂の器」になっている



そういう意味で、評価がいろいろ分かれるところではあるだろうけど、見ごたえは十分!!



今夜の第二夜も楽しみ~^^









私は10代の多感なときに見た映画「砂の器」がとても印象に残っている




父・本浦千代吉(加藤嘉)がハンセン氏病に罹患したため母が去り、やがて村を追われ、
やむなく息子秀夫を連れて巡礼姿で放浪の旅を続けているシーンを映画館で観て、
涙が止まらなかった・・・
映画を観てあれほどの泣いたことはあとにも先にもあまり記憶がないくらい

私の好きな映画のベスト3にずっと君臨している



久しぶりにその映画を観てみたくなってきた
ついこの前だと思ったけど、もう37年前・・・



歳をとるはずだわ・・・・・・・(泣)










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