Piacere・・・ピアチェーレ

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映画 「王になった男」

2013-02-27 | 映画・観劇
   





   
なかなか行けなかった、イ・ビョンホン主演映画 「王になった男」を見てきた



韓国で昨年9月に公開され、観客動員1200万人を超えて大ヒットとなった映画





公式サイト




予告編










ストーリーは・・・



(完全ネタバレはしていないけれど、かなり詳しいストーリーになっているので
映画を観終わってから読まれることをおススメします・・・)





時は1616年、権力争いの日々のなか
毒殺の危機に怯える朝鮮15代目の王・光海君(クァンヘグン@イ・ビョンホン)は
忠臣ホ・ギュン(リュ・スンリョン)に、自分の影武者になれる人物を探せと指示する





妓生宿で腐敗した権力の風刺をしていた、王に瓜二つの顔立ちで、しかも
生まれ持った才能と巧みな話術で王の真似を完璧にこなす道化師のハソン(イ・ビョンホン)が連れてこられる







王が外出するときの影武者だったはずが、突然、謎の重病で王が倒れる事件が発生
王の治療の間、ホ・ギュンはハソンに王の代役をするよう命じる

重大な極秘任務を、わずか銀20両の前金で引き受けたハソン

ホギュンの厳しい教育と監視のもと、話し方から歩き方、国を治める方法まで
すっかり王になりきって演じ始めるハソン





数百人が仕える宮廷の中で、誰にもバレてはいけない危険な任務

正体を知るのは、ホ・ギュンとハソンをそばで見守るチョ内官(チャン・グァン)




生真面目な忠臣武士ト武将(キム・イングォン)や王妃(ハン・ヒョジュ)にも隠されていた







目覚めた瞬間から始まる王の独特な日常の習慣や業務に、戸惑いながらも徐々に慣れていくハソン
同時に、彼は民衆の幸福に向いていない政治のあり方に疑問を抱いていった





王の食事の御膳は、辰の刻と酉の刻に2回
間食には蕎麦と団子をとるが、まず、毒見役の女官が毒の有無を確かめる
毒見役は15歳の女官サウォル(シム・ウンギョン)
彼女の告白により、富裕層の横暴によって苦しむ民衆の実態を知り
ハソンは単なる光海の代役ではなく、自分の声で政務への発言を始める





ホ・ギュンは王の自覚が芽生えてしまったハソンの勝手な暴走を諌める
しかし、自らの安全と王位ばかりに気を取られ過敏になっていた光海とな異なり
おおらかな笑顔と優しさに満ちたハソンは下々の評判を呼び
「王はお変わりになられた」と宮中に感動が広がっていった


王妃になったときの優しい光海と違い、自分を滅ぼそうとする絶え間ない脅威から
判断力を失い暴君へと変わって心が離れてしまった光海
光海の愛が失われると共に、笑顔をも封印してしまった王妃は偽者のハソンに
かつての朗らかで熱い心を持っていた若き王の面影を感じ、少しずつ笑顔を取り戻し始める






「王が二人いる」と宮中がざわつき始めた頃、本物の王の容体が回復し
影武者のいた事実を隠すために、ハソンを抹殺することが命じられる・・・・・







王を亡き者にしようとする重臣たちにより、王の毒殺が計画される







“影武者の聖君”が王位についた15日間はいかなる結末を迎えるのか・・・・・・・・・・
















女官たちが朝に王の身だしなみをそろえるところから映画が始まる
衣装や美術、小道具などが豪華絢爛で、そこからグイグイと引き込まれる

暴君と化していく光海君の鋭い眼光に恐れ
ハソンが影武者になり王の日常を経験するところで大笑いし

そして、王の心を持ったハソンが民や国のことを思うところで涙し・・・


観終わって、爽やかな気持ちになれた

これって感動というのかな・・・



帰りに立ち寄ったお花屋さんで会ったオバサマ

「私も月曜日に観てきたわ、いい映画だったね~、でも、感動はしなかったわよ」

オソレイリマした・・・・・^^





韓国映画史上3番目の観客動員記録は納得できる


イ・ビョンホンファンでなくても、見ておいてソンはないかも!








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