7年間つかえてきたボスの命令に背いたソヌの行きつく先は破滅の道しかなかった・・・。
ソウルを一望できる優雅なスカイラウンジ。ここはソヌ(イ・ビョンホン)の城だ。
7年かかってホテルの総マネージャーであるこの地位までのぼりつめた。
冷酷なほどに頭の切れる男ソヌは、表にも裏にも通るその手腕により、
裏社会にも絶大な力を持つボスの信頼と寵愛を一身に受けていた。
ボスには若い愛人がいて、出張中にソヌに彼女を監視させ、
もし裏切りがあったら殺せ、もしくは自分に連絡しろと命じる。
数日間の監視のあとソヌは彼女と男のいる部屋に押し入り、
彼らを殺すかボスに報告するかどちらかだった。
携帯電話でボスへ連絡するだけだったのが、電話はかけられなかった・・・。
なぜか?
自分でも分からない想いに突き動かされ、
「二度と会うな、何もなかったことにすれば問題はない」と男を追い出す。
ソヌはすべてを元通りにできると思っていた。
ボスは監視を任せるときにソヌにいった。
「お前は人を愛したことがないだろう?だからこの仕事をまかせるんだ」
彼女と接している間に微妙な心の揺れがソヌに起こった。
ふとわれに返り「裏切り」の重さを知るはずの自分の行動に動揺するソヌ。
この決断は対立する勢力に加え、かつての仲間たちも敵に回す取り返しのつかない抗争の場へ、
破滅の道へと彼を陥れていくのだった。
ソヌの裏切りを知ったボスの報復が半端じゃなかった。
袋叩きにされ、身体をロープで縛られて吊り下げられたシーンは正視できなかった。
それでも見なくてはと指の間から見たわ。
血が滴った身体の真下にタライが置かれ、肉の解体に使われるような包丁とナイフが出てきたときはどうなることかと。
掘られた穴の中に生き埋めにされる雨の中のシーンも同様!
土の中から手が出てきて這い出してきたときは私もゴボゴボしそうだった。
まわりに人がいないと思いきや、這い出してくるのを待っていたムンソク(口より暴力が先の男)。
その後もコレでもかと暴行されるソヌ。
それはだんだんとボスへの失望・怒りへとなっていく。
やがて、復讐の鬼となっていく様子は納得!
銃を手に入れてかつての仲間たちをどんどん撃ち殺していく、
情け容赦なく、問答無用に・・・。
このあたりで、「このままソヌは逃げられるか?生き延びれるの?」と思ってきた。
報復を果たしていくうちに自分も傷ついて血だらけになる。
皆殺しにして静かに息絶えていくか・・・
そのときに回想したのがチェロをひくヒスの姿。
監視しているときにヒスの演奏するところについていって、彼女が自分に見せた微笑。
つられて自分も笑って・・・
このとき、人を愛したことのないソヌの中に微妙な感情が芽生えたんだろうな。
心が揺れた・・・
ラスト、ラウンジの窓ガラスに向かってシャドーボクシングをするソヌ。
それは人生の甘い時間を過ごしていた頃の回想。
私はこのときに涙がこぼれた。
ボスが彼女の監視を命じさえしなければ彼の完璧な甘い人生は続いていただろう・・・
ソウルを一望できる優雅なスカイラウンジ。ここはソヌ(イ・ビョンホン)の城だ。
7年かかってホテルの総マネージャーであるこの地位までのぼりつめた。
冷酷なほどに頭の切れる男ソヌは、表にも裏にも通るその手腕により、
裏社会にも絶大な力を持つボスの信頼と寵愛を一身に受けていた。
ボスには若い愛人がいて、出張中にソヌに彼女を監視させ、
もし裏切りがあったら殺せ、もしくは自分に連絡しろと命じる。
数日間の監視のあとソヌは彼女と男のいる部屋に押し入り、
彼らを殺すかボスに報告するかどちらかだった。
携帯電話でボスへ連絡するだけだったのが、電話はかけられなかった・・・。
なぜか?
自分でも分からない想いに突き動かされ、
「二度と会うな、何もなかったことにすれば問題はない」と男を追い出す。
ソヌはすべてを元通りにできると思っていた。
ボスは監視を任せるときにソヌにいった。
「お前は人を愛したことがないだろう?だからこの仕事をまかせるんだ」
彼女と接している間に微妙な心の揺れがソヌに起こった。
ふとわれに返り「裏切り」の重さを知るはずの自分の行動に動揺するソヌ。
この決断は対立する勢力に加え、かつての仲間たちも敵に回す取り返しのつかない抗争の場へ、
破滅の道へと彼を陥れていくのだった。
ソヌの裏切りを知ったボスの報復が半端じゃなかった。
袋叩きにされ、身体をロープで縛られて吊り下げられたシーンは正視できなかった。
それでも見なくてはと指の間から見たわ。
血が滴った身体の真下にタライが置かれ、肉の解体に使われるような包丁とナイフが出てきたときはどうなることかと。
掘られた穴の中に生き埋めにされる雨の中のシーンも同様!
土の中から手が出てきて這い出してきたときは私もゴボゴボしそうだった。
まわりに人がいないと思いきや、這い出してくるのを待っていたムンソク(口より暴力が先の男)。
その後もコレでもかと暴行されるソヌ。
それはだんだんとボスへの失望・怒りへとなっていく。
やがて、復讐の鬼となっていく様子は納得!
銃を手に入れてかつての仲間たちをどんどん撃ち殺していく、
情け容赦なく、問答無用に・・・。
このあたりで、「このままソヌは逃げられるか?生き延びれるの?」と思ってきた。
報復を果たしていくうちに自分も傷ついて血だらけになる。
皆殺しにして静かに息絶えていくか・・・
そのときに回想したのがチェロをひくヒスの姿。
監視しているときにヒスの演奏するところについていって、彼女が自分に見せた微笑。
つられて自分も笑って・・・
このとき、人を愛したことのないソヌの中に微妙な感情が芽生えたんだろうな。
心が揺れた・・・
ラスト、ラウンジの窓ガラスに向かってシャドーボクシングをするソヌ。
それは人生の甘い時間を過ごしていた頃の回想。
私はこのときに涙がこぼれた。
ボスが彼女の監視を命じさえしなければ彼の完璧な甘い人生は続いていただろう・・・
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