Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

イタリア旅 フィレンツェ

2013-07-27 | 好きなヒト・モノ


   
チンクエテッレからフィレンツェに向かう途中の風景

真っ白な山肌・・・まるで雪山のよう





このあたりが大理石採掘で有名なCarrara(カッラーラ)


ミケランジェロが彫刻に使ったというお話を聞いた


ミケランジェロがダビデ像を作ったのが1504年
日本では室町時代のころ、歴史を感じる・・・


たくさんの加工場もあった







2時間ほどバスに乗ってフィレンツェの街に到着

ウフィッツィ美術館へ





バスが近くに停められないので長い距離を歩くことに




こんな移動もある





バイクが整然と停められている先に、美術館の入口があった





両側の建物がウフィッツィ美術館





ウフィツィ美術館 (Galleria degli Uffizi) は、イタリアのフィレンツェにある
イタリアルネサンス絵画で有名な美術館
1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つである
またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のもので
1982年に世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として認定されている

初代トスカーナ大公コジモ1世の治世下、ジョルジョ・ヴァザーリの設計で1560年に着工し
1580年に竣工したフィレンツェの行政機関の事務所がもとになっている
Uffiziは英単語officeの語源でもある



振り返ってみて、建物をつなぐ回廊部分からなる「コ」の字型の建物






荷物検査のために行列に並ぶ






残念ながら、内部の撮影は許可されていない・・・・


でも、中から外側にレンズを向けることは許可されている





アルノ川は前日の豪雨のせいか茶色く濁っている







ヴェッキオ橋

コジモ1世は住まいであったピッティ宮殿から、ベッキオ橋の2階部分を通り
毎日通う庁舎(現・ウフィツィ美術館)へ至る約1kmの通路(ヴァザーリの回廊)も造らせた











美術館には数え切れないぐらいの作品が並んでいて、見てまわるのは本当に大変

でも、旅行社の現地ガイドの方が、これは!という作品をピックアップして効率よくまわってくれる



ラファエロ 「ひわの聖母」(1507年)




右がキリスト、左が洗礼者ヨハネ

「ひわ」とはヨハネが持っている小鳥のこと








ヒワは、十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かうキリストの頭上に止まり
額に刺さったトゲを抜こうとしキリストの返り血を浴び赤い斑点ができたと言い伝えられる鳥
キリストが迎えるべき受難の象徴となっている





そして、マリア様の足の上に乗せているキリストの足

常に優位にいるということを表しているということらしい







ヴェロッキオ 「キリストの洗礼」(1472年 - 1475年頃)

ひわの聖母に描かれていたキリストとヨハネがこうなった






ルネサンス絵画に詳しくない私にもとてもわかりやすく、どんどん興味が沸いていく説明










途中にある休憩できるスペース





テラスに出る






ベッキオ宮殿(現在は市庁舎)が見える







効率よく美術館の中を見てまわってあっという間に見学時間終了・・・


ここはもっとじっくりと時間をとってみたい場所だな





美術館の外へ出てシニョリーア広場から見上げてみる市庁舎




入口の前には、ミケランジェロ作のダビデ像のレプリカがある




本物はアカデミア美術館にある








広場を抜けて歩いていく









突然現れた、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ、別名・花の聖母大聖堂)





大聖堂のクーポラ(ドーム部分)には登れる





大きすぎてカメラのフレームに入りきらない大聖堂の建物、右はジョットの鐘楼







大聖堂の前に建っているサン・ジョヴァンニ洗礼堂





これが「天国の扉」




「旧約聖書の物語」を主題としたこの扉を見たミケランジェロが感嘆して「天国の扉」と命名




中央部分丸く出っ張っているところ、左側・作者ギベルティ、右側は息子さん




ちなみに、ここにあるのはレプリカで、本物はドゥオーモ博物館に展示されている



白大理石と緑、ピンクの大理石が使われている美しいドゥオーモと鐘楼







迷路のような道をゾロゾロと移動






またしても、整然と駐車されているたくさんのバイク





ミケランジェロ、ガリレオなどのお墓がある、サンタ・クローチェ教会




美しい~外観





教会左側にはダンテの像




フィレンツェの教皇派の貴族の家に産まれたダンテ・アリギエーリ

当時の北イタリアはローマ教皇庁と神聖ローマ帝国の勢力が覇権争いをしていた
1289年、血の雨の降る激戦の末、教皇派が勝利したものの
ダンテが属する富裕市民層からなる自立政策派の白党と、これに対立する黒党
結局、黒党が勝利し、ダンテには市外追放と罰金刑が言い渡された
これを拒否し、永久追放されたダンテは転々とした結果、ラベンナの領主の元に落ち着く

後にフィレンツェが遺骸を戻したいと再三ラベンナに申し入れたが拒否され
ダンテは二度と故郷の土を踏むことはなかった

この像は、後々復権した記念として建てられたもの







教会の前にある、入口がアーチのところが革製品のお店

フィレンツェのお土産はやはり革製品!








フィレンツェ市街を一望できるミケランジェロ広場




夕暮れ時の風景が一番きれいだと言われているまさにその時間!

夜景までずっと見ていたいところだけど・・・



ここにもダビデ像(レプリカ)!








今まで回ってきた各地にもいえることであるけど
フィレンツェも、2、3日宿泊してじっくり見てまわりたいところがいっぱいある

機会があったらまた訪ねてみたい・・・









ホテルに帰り夕食










次は、ベネチアに向かいます




つづく・・・・・・・
















A12 地球の歩き方 フィレンツェとトスカーナ 2012~
地球の歩き方編集室
ダイヤモンド社

メディチ家 ルネサンス・美の遺産を旅する (別冊家庭画報)
雨宮紀子,南川三治郎
世界文化社


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