2005-2006 12日目:奥神鍋スキー場
目を覚ますと昨日の雨が嘘のように止んでいました。
良かった良かった。寒い思いをしないですみます・・・。
午前中に開会式が行われスタートリストと大会バーンの連絡が
あり、雪崩に危険のためスキー場上部は利用せずに一番下の
ゲレンデのみで大会が行われました。
小回り用と大回り用の2本の板を利用するにはかなり助かる話です。
1日目:小回り(中急斜面不整地)と大回り(急斜面整地)
2日目:小回り(急斜面整地)と総合滑走(人工波)
不整地小回りのバーンで開会式後、選手がバンバン練習していると
あっという間に深い深いコブが出来上がってました。
時間がたつにつれて練習している選手も転倒者続出して僕も正直
びびりました・・・。競技開始前にスタート位置が一本木の横から
若干下がってたのが本当に助かりました。
1種目:小回り(中急斜面)
スタート位置が下がったこともあり中斜面での不整地小回りとなりました。
コブの大きさはさほど大きくなかったように思いますが、リズムと形がばら
ばらでリズム良く滑れそうにありませんでした。
スタート順番も早めだったためコブのラインも2~3本ぐらいしかなく
一番端っこを滑るとコブでは無くナチュラルバーン状態での滑走も
可能でしたが、今回の技術戦の個人目標である「びびらない」を実行
させるためにも一番掘れているラインで滑るようにしました。
コブの溝に落ちずにコブのバンクを滑るように心がけて行ったのですが
やはり形とリズムがバラバラだったので半分程度滑ったところでバンク
から弾き飛ばされてしまい、残りの半分はわけわからず我武者羅に
滑って気がつけばゴール・・・。「あっ、もうゴールかいな・・・。」って感じ。
久々の不整地小回りということで普段から圧雪されたバーンしか滑って
いない人には厳しい状況だったように思います。僕も普段はあまりコブ
斜面を滑っていないのでつらかったですね。ジャッジによる採点も非常
に厳しく雪面コンタクトできていな人には容赦なく60点代をつけていた
ような気がします。
2種目:大回り(急斜面整地)
大回りのバーンに移動し、斜面を見下ろすと相変わらずくねくねうねっている
のが気になる・・・。何回みても急斜面・中斜面、右へ左へくねくね。くねくね。
あまり気にしないでおこうと思っても、頭に横切るのはくねくねの斜面・・・。
大回り苦手なのでなかなか良いイメージが沸いてこなく、またまたびびり
始めてきたけど「びびらない」を実行するためにも、スケーティングで2回
思いっきりこいで、クローチングを組んでからターンに入ることを決意!
こけたらこけたでええわ!という意気込みで突っ込んだら意外と良い感じ
で滑れました。やっぱびびらん事が一番ええ事ですね。
大回りについては、「スピード」・「先行動作」がより厳しく見られていた
ような気がします。板の角に乗り続けているカービング病には
「出直して来い!!」と言わんばかりの結果でした。少しでも悪い癖が
出ないように気をつけて、板の上での動きを表現できればと思います。
そんなこんなで初日は無事終了・・・。
宿に戻っておいしく「鴨鍋」をいただきました。