最近の話と私の呟きです。
お風呂とデイサービス利用。
先週の突然の容態悪化から持ち直し、お風呂に行けるまで回復した。すごいことだと思う。間質性肺炎というのは、治らない病だと聞いた。呼吸も苦しく、カニューレだと70台まで酸素飽和度が下がることが増えてきた。
そのため、今日も酸素マスクを朝付けた。しかし、これは本当にすぐにズレる、または外れる。祖母の場合、酸素吸入がなくなると、酸素は低下し、顔面蒼白、チアノーゼになる。どうかメーカーさん、改善していただきたい。
そして、今日からカニューレではあるが、酸素の濃度を高くできるペンダント式のものを使いはじめた。医師に許可をとり、施設の看護師にやり方を教えていただき、試しているところだ。
今日は母と私が二人でお風呂の介助に入ったのだが、私は結構苦手。なぜなら、蒸し風呂のようでとても暑いし、祖母が暴れるから時間も要する。祖母は水が怖くなったようで、大きな声を出すし、もうやめて、やめてと暴れる。汗ダラダラのなか、それぞれが必死。
でも、祖母本人が一番苦しく、大変だと思う。せん妄が出ると、噛みつくし、物を投げてくるし、悪態はつくけれど、生きていてくれることが、もはや愛おしい。夜、祖母が寝ているのを見ると、がんばって生きているんだなとすごく感じる。
せん妄時☟酸素のカニューレもマスクも付けるのを拒んで、
仕方なく祖母の左側に落ちているカニューレを取ろうとして噛まれた時。
でも、祖母は本気で噛んでないと思う。本気で噛んだらもっと深く血が出るはず。母もトライしているとき。
手に焦点が合ってないので分かりにくい写真ですが☟
みるみるうちに酸素が下がってくるから、怖い時間。マスクもカニューレも鬱陶しいようだ。それはわかる。マスクを付けるとお水を飲むにも一苦労だし、認知症ゆえマスクを鼻に戻すことを忘れてしまう。母と協力して付けてもらうことに成功☟。
☟攻防の末、付けてもらって私は安心させるために手を握っていた。
毎日、こんな感じ。命と向き合って私も必死。1週間前のことがものすごく昔に感じる今日この頃。
【つぶやき】
最近、介護に関するネットの記事を読んでいたら、関連記事がよく挙がるようになった。共感することが多く、それぞれ色々な思いを抱えてやっているんだなとわかった。
私は今、介護にどっぷりとつかり、祖母の気持ちに入り込みすぎているようだ。祖母が旅立ったら喪失感に苛まれ、虚しくなり、燃え尽き症候群になりそう。今からこう思えていると、大丈夫かな。
間質性肺炎というのは、じわりじわりと肺を蝕む病。看護師に「呼吸が苦しいのは溺れている時のようなんですよね」と聞いたら、「そう考えたら、お孫さんの気持ちが苦しくなってしまいますよ」と言われた。おっしゃるとおりだ。
客観的に考えたら、これも運命というか高齢ということもあり、病と闘うのは稀なことではない。それにもかかわらず、私は情が入りすぎて苦しくなってきている。これが本当に難しい。頭でわかっていても感情移入をしてしまう。皆さん、どのようにしているのだろう。
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