ゴールドベルグ変奏曲。
無伴奏チェロ組曲はソロだったが、
こちらはサキソフォンx5、ベースx4
という不思議な構成のアンサンブルになっている。
好きなようにアレンジして、
好きなように弾いているのがとても楽しめる。
ベースを入れた効果もとても印象的。
ゴルドベルグ変奏曲は大好きな曲のひとつで、
チェンバロ、ピアノ、弦楽合奏、など
いろいろな録音やライブを聴いているが、
また一つ楽しみが加わって嬉しい。
冒頭のアリアからして、
ゆっくりとしたテンポがとても良いのだが、
たとえば、第13変奏の気だるいような感じは、
今まで聴いた中でも一番ぴったりくる演奏だった。
いっぽうで、速い変奏でのアンサンブルとノリも見事だし、
メリハリが効いている。
音色や音の肌合いの愉しみを
最大限に重視しているのは、
日本ならではの感性という感じがする。
しばらくの間は、はまりそうだ。
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