今年読んだ本の中で、印象に残ったものを選んでみた。
(今年出版された本というわけではないです)
小説部門
カズオ・イシグロ「日の名残り」,ハヤカワ文庫
漫画部門
浦沢直樹「PLUTO 5」,小学館
教養部門
レイ・ジャッケンドフ「言語の基盤 脳・意識・文法・進化」,岩波書店
体操部門
綿本 彰「シンプルヨーガ Lesson」(DVD付),新星出版社
最近は、目も悪くなって、そもそも本をあまり読めないので、
たいした収穫は無かったのだが、
年末になって、PLUTO とジャッケンドフを読んだので、
これを書く気になった。
「日の名残り」と「PLUTO 5」については既に書いた。
ジャッケンドフの「言語の基盤」は、
600ページ弱の大著で、2002年に出た原著の
郡司隆男さんによる翻訳。
なにせ分厚いので、まだ途中なのだが、
1990年代以降の言語学の成果を、
大変わかりやすく、かつ、オリジナリティ豊かに
まとめあげている名著と思う。
もっと早く読めばよかった。
岩波もこういう本を出してくれるから、
まだまだがんばってほしい。
(しかし、シリーズものを早々と絶版にしてしまうのは、
何とかして欲しいものだ。)
綿本さんの本は、
テレビで、菅野美穂がインドを訪ねてヨガをする番組を見て、
ちょっとやってみたくなったので、Amazonで検索して、
評判が良かったので買った。
ヨーガの伝道者として有名な方らしいが、
この本もたいへんわかりやすかった。
DVDも付いていて、お手本を見ながら
体を動かすことができるので、お勧め。
だいたい毎朝、太陽礼拝のポーズなど、
いくつか好きなものをやっているが、
胃腸の具合がなかなかよろしいです。
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