「鈍感力」というタイトルは、 鈍感なほうが良い、と誤解されそうで、嫌だ。 本を読んでないので、良く知らないのだが、 たぶん、精細な感受性は保持しつつ、 それに過敏に反応してしまわない野太さを 併せ持つ、というような意味なのだろうと思う(期待)。 これだけ情報や刺激が多く、 価値感の対立や競争が多い世の中だと、 鈍感なほうが楽な部分もかなりあると思うのだが、 にもかかわらず、あえて感覚の精細さを保つ、 というのが人間らしくて好きだ。