> 最高のテクノロジーを詰め込むよりも、
> 値付けを「ユーザーが求める価値を実現するスペック」と考え、
> いかにユーザー(=消費者)がこのサービスや商品に熱狂し、
> 共感し持続的に楽しんでもらえるのかということを軸に考える
これはいろいろな場面で何度も指摘されていることで、
正しいと思うのだが、実際に実現するのはかなり難しい。
いくつかの「ぶっちぎりの技術」で勝ててしまえば、
そのほうが経営的には簡単だ。
しかし、技術もいろいろな場面で煮詰まり、
コモディティ化も高速化しているので、
なかなかそういう楽ができない時代になった。
ソニーはその価値転換ができたから復活した、
というのだが、本当にそうなのかどうかは
よくわからない。
どちらかというと、偶々のような部分も
かなりあるような気もするのだが、
どうなのだろう?
同じ東洋経済オンラインの別の記事では、
技術や事業の掛け算によって、金融、ゲーム、コンテンツサービス
のような、収益性の高い成長事業が次々と生まれている、と書かれている。
それを主導するのは、
> 「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というフレーズを、
> エレキ事業にとどまらないソニーグループのパーパス(存在意義)と定義した。
ことだという。
ユーザ体験、ユーザ感動の重要性も、
何度も言われ続けていることだが、
それが実現できた理由は何なのだろうか?
組織の体制的なことなのか、
それとも属人的なことなのか、
あるいは、やるしかないところまで落ちた
からなのか?
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