ロジャー・パルバースさんが賢治を解説。
ちょっときれいにまとめ過ぎの感はあるが、
ポイントは抑えてある。
世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はありえない
私はあなたであり、あなたは私である
正しく強く生きるとは
銀河系を自らの中に意識して
これに応じて行くことである
久しぶりに思い出した・・・
宮沢賢治は、自分が知っている人間の中では、
最も宗教的な人という感じがする。
幼少の頃に「よだかの星」や
「銀河鉄道の夜」から受けた影響は
かなり大きい。
思うに、銀河鉄道の夜の「カムパネラの父」こそは、
賢治にとっての理想の人間像だったのかもしれない。
彼があってのカムパネラでもあるのだし。
しかしそれはあまりにも高い理想でもある・・・
「フランドン農学校の豚」を読もう。
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