日々の寝言~Daily Nonsense~

100分で名著「銀河鉄道の夜」

「銀河鉄道の夜」の翻訳家である
ロジャー・パルバースさんが賢治を解説。

ちょっときれいにまとめ過ぎの感はあるが、
ポイントは抑えてある。

世界がぜんたい幸福にならないうちは
個人の幸福はありえない

私はあなたであり、あなたは私である

正しく強く生きるとは
銀河系を自らの中に意識して
これに応じて行くことである

久しぶりに思い出した・・・

宮沢賢治は、自分が知っている人間の中では、
最も宗教的な人という感じがする。

幼少の頃に「よだかの星」や
「銀河鉄道の夜」から受けた影響は
かなり大きい。

思うに、銀河鉄道の夜の「カムパネラの父」こそは、
賢治にとっての理想の人間像だったのかもしれない。
彼があってのカムパネラでもあるのだし。

しかしそれはあまりにも高い理想でもある・・・

フランドン農学校の豚」を読もう。
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