日々の寝言~Daily Nonsense~

電子ピアノの音改善プロジェクトの顛末(4)

起動を確認したので、
一旦プログラムを終了させてから、
電源を切った PX-160 の USB と
PC の USB をつないで、
PX-160 の電源を入れる。

これで、PX-160 の鍵盤を
MIDI キーボードとして
使えるようになったはず。

改めて Ivory Cantabile を起動し、
Setup のタブでセットアップ画面に移動。
Audio Engine Options から、
Audio Engine と
MIDI Devices の
セットアップをする。

Audio Engine のほうは、
JBL の Pebbles が USB に
接続されて電源が入っていれば、
Direct Sound JBL
が選択できるようになっている。

Direct Sound は、
Windows の標準の
オーディオインタフェース
らしい。

MIDI Devices は
Input の中から、
CASIO USB MIDI を選ぶ。

これで音が出るはず、
と思ったら、出ない。

Ivory Cantabile を
最初に立ち上げると
音色が選択されていないので、
PROGRAM の選択で
一番上に出てくる
American Concert D
を選択する。

それ以外にも、
数十の音色が表示されるが
基本的には、パラメータを
変えたものということのようだ。

これで鍵盤を叩くと
音が鳴るようになった。

信号の経路は、
PX-160 → PC USB → Ivory II Cantabile
→ USB → JBL Pebbles
ということになる。

しかし、かなりの遅延がある。
鍵盤を叩いてから一瞬間が空いて
音が鳴るという感じ。

元々の PX-160 の音も
一緒に出すと、
そちらが鳴り始めた後に
Ivory II の音が鳴るのがわかる。

これは Windows のオーディオ周りの
問題点としてあちこちで指摘されていることで、
もしかして最近の PC なら
許容範囲では?と思って試したのだが、
やはりかなりだめだった・・・

いちおう、Audio Engine を
選ぶ画面でバッファサイズも
いじれるのだが、512 以下には
できないというメッセージが出て、
小さい値にはセットできない。

これでは楽器として
弾くには耐えない。

さて、どうしたものか・・・

動画で Frieve-A 氏が
言っているとおり、
ASIO(Audio Stream Input Output)
という規格に対応した
USB オーディオインタフェースを
買えばよいのだが、
オーディオインタフェースというのは、
音を出すというよりは、
マイクやギターなどからの音を
A/D 変換+ミキシングして、
録音できるようにするのが主たる役割で、
それを音を出すためだけに買うのは
本来オーバースペックだと思う。

ネットの記事や amazon で調べると、
安いものでも 6,000円くらいから、
高いものは数万円する。

コストパフォーマンスを重視する
人間としては、
ちょっと納得しにくい。

なんとか買わないで
済ませられないものか?

と思ってネットを
あれこれと調べてみる。

(5)に続く。



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