今年の曲は、モーツアルトのト長調のコンチェルトの第一楽章。
できばえは、無事止まらずに弾けてよかったね、というところ。
自分ではバイオリンを弾けないのでわからないのだが、
モーツアルトは簡単そうに見えて、
上手に弾くのは結構難しいのだろうと思う。
しかし、曲の難しさ以前に、
ひととおり通せるようになると、それで満足してしまうようで、
音楽を表現する、とか、伝える、というところまでは
なかなか行かないのが、見ていて歯がゆいのだが、
まあ本人の問題なので、どうしようもない。
それにしても、発表会の雰囲気というのは、
いつもなんとなく落ち着かない。
居並ぶ演奏に、どういう態度で立ち向かうべきか。
まじめに聴きたい気持ちもある一方で、
下手なのに延々と繰り返しを演奏されたりすると、
さすがにちょっとうんざりする。
でも、本人は一生懸命なんだから、
こちらも一生懸命聴くのがマナー、とは思うけど・・・
演奏以前に、音楽聴くときの態度を
教えるのにもよい機会だと思うのだが、
平気で扉をばたばたさせる子供(大人も)が
多いのも閉口する。
それでも、今年はずいぶんレベルが高くて、
これはなかなか、と思わせる子も何人かいた。
子供によって成長が全然違う、
というのがまた、なんとも味わい深い。
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