日々の寝言~Daily Nonsense~

F. Schubert - Drei Klavierstücke D. 946, No. 2 in E-flat Major

F. Schubert - Drei Klavierstücke D. 946, No. 2 in E-flat Major


ピアノの発表会が終わって、
次に練習する曲を探していて
この曲を見つけた。

次の発表会の曲は、シューベルトの即興曲 op.90-3
にすることを決めていたのだが、それに取り組む前に
シューベルトの小品をいくつかやってはどうか、
ということになった。

候補としては D. 593 のスケルツォがあって
これもいい曲だが、他にないかと思って
あれこれ聴いていたら、この曲の最初の部分が
とても気に入った。

この曲を含む D. 946 の3曲のピアノ曲は
シューベルトの死後に、
ブラームスが匿名で発表した曲らしい。

その中でも、この第2曲は、
曲全体にとてもとてもシューベルト的な
哀しみと喜び、転調のマジックに満ちていて
素晴らしい。

最初の部分の天国的な安らぎに満ちた旋律は、
中間部、そして最後にまた現れる。
いつか全曲弾きたいものだ。

上の動画の Ji-Hyang Gwak さんの演奏は
抑制が効いた優しい音での表現がとても心地よい。
他にも、YouTube で、ポリーニ、ソコロフ、ブレンデル、
内田光子、リヒテル、田部京子、などなど、
いろいろな演奏が聴ける。

D.593 のスケルツォも練習する
ことになると思うので、
その動画も貼っておく。
中川京子さんの演奏はとても素敵だ。

シューベルト/スケルツォ 変ロ長調 D.593/演奏:中川 京子
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「音楽」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事