資本と市場について書いている。
資本は差異を独占して
大きな鞘を抜こうとする。
自由市場は競争を通じて差異を平準化し、
均衡に収束させようとする。
つまり、資本と市場は、
ちょうど反対の働きをする。
その結果、資本は差異の平準化から逃れるために
イノベーションを強いられることになる。
> 等価交換を原理とする市場と
> 不等価交換を原理とする資本主義の矛盾です。
> 資本家は必ず競争によって等価交換に引き戻されるので、
> つねに非市場的な「外部」を作り出し、
> 搾取しなければ生き延びることができない。
> 市場が同化のメカニズムだとすれば、
> 資本主義は差異化のメカニズムであり、
> 経済のエンジンは後者です。
なるほど、この見方は面白い。
ちょっとわかりやす過ぎる感じはするが・・・
本来、差異を同化する安定化の仕掛け
であるはずの自由市場が、
イノベーションも何も生まない投機によって、
むしろ不安定化の仕掛けになってしっている
という点については、どうなのだろうか?
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