基本的に苦痛に敏感で、 臆病である。 だから、外部が少しでも内部に侵入することを許せない。 自分以外のものへの拒絶反応が強い。 その結果、表面上は人当たりよいが、 しかし決して中には踏み込ませない。 まさに硬いクルミのような自我(「世界の終り」)。 「自分」と「それ以外の世界」の強い峻別。 それが、世界の外にいるという錯覚をもたらす。 すべては他人事、 すべてはくだらない。 臆病さにもなにか必要性が あるのだろうが・・・