と言われた。
でも、たぶん次もだめだろうね、と思った。
「単なるミス」と思っている時点でだめなのだ、
と思う。
人間はミスをする。これはしかたない。
しかし、一つの「単なるミス」が、
大きな事故になることがある。
だから、人間の営為の大半は、
「単なるミス」を減らすことに費やされてきた。
最たるものは、計算ミスを無くすために
発明された計算機だろう。
運動選手の大量の練習も、
ミスを減らすこと、
が目的の一つだ。
人間のミスというのは、それくらい根が深いもので、
まじめに粘り強く、継続的に相手をしない限り、
減らすことは難しい。
「単なるミス」を実際に<減らす>ことは、
ミスをしてしまう仕組みや
ミスを減らすための心得を<理解する>ことよりも、
ずっとずっと難しいのだ。
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