日々の寝言~Daily Nonsense~

飛 浩隆「グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉」

amazon のお薦めにあったので
衝動買いして一気に読んだ。

残虐なテイストは好きではなく、
かなり飛ばし読みしたが、
なんというか、不思議な感触の透明な文章は
ちょっと癖になる感じがある。

超リアルな仮想ヴァカンス空間で
AI どうしが戦うという設定は
なかなかおもしろい。

これなら、どんなステレオタイプな風景も、
どんな荒唐無稽なことも
原理的に起こり得るのだから、
魔法使いの戦いを現実のものとして
描くことができる。

これが現実世界と絡みだすと、
さらに面白いことになりそうだが・・・

それにしても、こういう物語というか、
文章が生成できる人間の脳というのは、
なんと不思議なものだろう・・・
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