日々の寝言~Daily Nonsense~

「わかる」と「できる」の違い

あたりまえのことだが、
「わかる」と「できる」の間には、
とても深い谷がある。

Google のページランクの仕組みが理解できても、
実際の Web という超巨大データに対してそれを適用して、
まともなサービスができる、ということとは
ほとんど関係がないと言ってもいいくらいだ。

実際、ページランクを理解できる人はものすごくたくさんいるが、
実際にサービスにしろ、と言われてできる人はごく少ないだろう。

そんな難しいことを例に出さなくても、たとえば、テニスだって、
理想的な打ち方が理屈でわかるのと、実際にボールが飛んできたときに
とっさにうまく打てるのとは、全く違う。

わかったことが、できるようになるためには、
それを体に染み込ませるための、
繰り返し練習が必須だ。

身体化する上で、理屈がわかっているほうが
いい部分はあるかもしれないが、
理屈だけで身体化していないと全く使えない。

ただわかっただけでは、
現実的にはほとんど意味はない。

各種の資格でも、職業として使える
1級になるためには、実地経験が必要な場合が
ほとんどだ。

この違いは、早いうちに、
それこそ骨の髄に染み込むくらいに
体感しておいたほうがよい。

そうしないと、
上から目線でものを言うだけで何もできない、
という私のような人間になってしまう・・・
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