ストリートファイターなどの 格闘技ゲームで世界チャンピオンになった 梅原大悟さんの本。 かなり荒削りだが、面白かった。 同じ言葉の繰り返しなども多いのだが、 なにより素直な気持ちが そのまま書かれているのが珍しい。 ゲームに勝つことを目的とせず、 自分を向上させることを目的とする。 楽に勝とうとしない。 あらゆる手段を試す。 羽生さんのようなストイックさだ。 世界チャンピオンになるような人というのは こういうものなのだろう。 羽生さんが語らないことを、 語ってくれているという感じ。