YouTube のお薦めから。
「人間・釈迦」という昔の NHK の番組を
なぜかしきりにお薦めされたので、見てみたら、
(これはこれで面白かった)
仏教布教をされている方々の動画が
お薦めされるようになった。
いくつか見た中でも、
この方の動画は、丁寧に説明されていて
わかりやすく感じた。
少し説明がくどいところもあるが、
ラジオとして聴かれることなども考えると
ちょうどいいのかもしれない。
以下、私なりのまとめ:
人生で本当に大切なことは「幸せな心」。
財産、地位、家、健康、結婚、子供、等はそのための手段。
私たちは、日々、どちらが幸せになれるか、
不幸になるリスクが少ないか、という基準で
たくさんの選択をしている。
逆に言えば、人の真似をしたり、
お金を稼ぐなどの手段を目的とはせずに、
どちらが幸せになれそうか、で選択をするべき。
しかし、良い成績をとって、良い大学に入り、
会社に入って、出世して、財産を作り、結婚して
子供を作って、家を建てて、・・・
次々と獲得した結果、「幸せな心」は手に入るのか?
お釈迦さまは、インドの王家に生まれて、
金、地位、家、等を全て持っていたが、
にもかかわらず「幸せな心」は得られていない
ということに気づいた。
生きていることは、不安であり苦である。
そこで、それらをすべて捨てて出家して、
「幸せな心」とは何か、どうしたらそれを得られるか
を考え続けて悟りをひらいた。
そこで得た「幸せな心」を得る方法やものの考え方を、
全ての人に教えたのが仏教の始まり。
ユヴァルの「サピエンス全史」などについても
触れられているのだが、読み方が自分とは
かなり違ったので、それも面白かった。
他にも、以下の、マウントを取る人への対処法の動画も面白かった。
【仏教版】マウントとってくるめんどくさい人への有効な対処法
マウントをとる人とは:
私のほうがあなたより上ですよ、という態度、言動を取る人
仕事ができる、収入が上、偉い友達がいる、等々
私の〇〇のほうがあなたよりも優れている
収入、知識、家族、容姿、能力、・・・
対処法:
1)仏教の根幹である「自因自果」を認める
自分の幸不幸を決めるのは自分の行い。
「他因自果」は迷った考え方、
自分の不幸を他人のせいにする考え方。
自分で変えられるのは自分の行いだけだ
ということでもある。
マウントを取られて嫌な思いをするのも
結局は自分の受け取り方の問題で、
自因自果を認めることから道が拓ける。
2)マウントをとるのは人の本性と認める
仏教では「慢」と呼ばれる煩悩で、
誰しも、もちろん自分も持っている。
上から目線で人を見る+
相手、周囲の人にもそのことを分からせたいという気持ち。
卑下慢=逆方向のマウントもある。これも慢の一種
自分は能力が低くても苦労しているから打たれ強い、のような。
3)マウントをとる人を反面教師にする
自分のこれまでの言動を振り返るきっかけにする。
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