将棋棋王戦第3局は、
カド番に追い込まれていた渡辺棋王が
後手番で勝って、1勝を返した。
最年少6冠の誕生を
一旦阻止するとともに、
藤井五冠の先手番の
連勝を止めた。
将棋は角換りの出だしから
渡辺棋王が優位に立ち、
藤井五冠を追い込んだのだが、
チャンスの踏み込みを逃して
混戦模様になった。
それでもなんとか立て直して
また藤井五冠を追い込んだのだが、
残り時間が少ない中、
またまた最後の決め手を逃して
ついに逆転・・・
あーーーーーーーーー、
結局また藤井さんが
勝ってしまうのか・・・
と思った瞬間に落とし穴があり、
今度はなんと藤井五冠が、
唯一の詰み筋を逃す痛恨のミス。
その後は、お互い1分将棋の中、
渡辺棋王がなんとか押し切った。
手に汗握る大熱戦で、最後の最後に
将棋の神が渡辺さんに微笑んだ
という感じ。
これで対戦成績は
渡辺棋王からみて1-2。
まだ追い込まれてはいるが、
渡辺さんには、羽生さんとの竜王戦で
0-3から逆転して勝った
という前科がある。
確か、あのときも、最後は
打ち歩詰めで詰まず、だったような
記憶があるのだが・・・
果たして、あのときの
大逆転の再現がなるのか、
少し期待してしまう。
年明けから、将棋ファンには
たまらない戦いが続いているが、
藤井さんの次の対局は、
3/8 の広瀬さんとの
A級順位戦プレーオフ。
さらに 3/11-12 には羽生さんとの
王将戦の第6局があり、
3/19 には棋王戦の第4局。
勝ち続けている者の宿命とはいえ、
ハードだ・・・
追記:
渡辺棋王の twitter が
いつもの感じで、
藤井五冠のすごさを伝えていて
微笑ましい・・・
> 棋王戦第3局。
> 良かったはずが終盤追い込まれて
> 終局してすぐに
> 155手目▲25歩からの後手玉の詰み筋を指摘され、
> 146手目△32飛▲同と△48金から先手玉の詰み筋も指摘されて、
> 正直、勝った気はしないけど、
> まぁでも負けるよりはいい
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