日々の寝言~Daily Nonsense~

だまし絵をまじめに語る人たち

今日の日曜美術館は「だまし絵」。

名古屋でいま大規模な展覧会が
行われているらしい。

だまし絵は好きなので、
いろいろなタイプが見られて
とてもおもしろかった。

しかし、解説する側が、司会側も含めて
まじめ過ぎるというかなんというか・・・

特定の視点に囚われてはいけない、とか、
柔軟なアイデアで、とか、
何でも疑うことが大切、とか、
一生懸命教訓を引き出そうとするのだが、
出てくるものは、ありきたりのものばかり。

もっとシンプルに楽しめばよいのに、
ちょっと滑稽。
「解説とはこういうもの」という既成概念に
囚われているのでは???

ちょっとだけビデオに出られて、
「水面にあわせてゆらゆら揺れる家を建てれば、
水面にはぴったり止まって映るはずで、
そういう家が立ててみたい。」
と楽しそうに語っていた、
故福田繁雄さんが一番印象的だった。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事