日々の寝言~Daily Nonsense~

「一日の感染者5万人」でも英国が「医療崩壊の心配ゼロ」の理由

JBPress の記事から。

病院の9割が国営で、主導権を握り、
民間病院との契約も活用しながら
常に必要十分な病床を確保しているという。

その一方で、危機的な状況では
厳格なロックダウンも実施して時間を稼ぐ。

> 昨年3月17日、英国の人口の84%を占める
> イングランドのNHS(無料の国営医療サービス)の
> CEOサイモン・スティーブンス卿は、
> NHSの約10万の病床のうち3万床以上を
> コロナ患者向けに用意するよう全NHS病院に命令を発した。

英国には、日本のかかりつけ医のような存在はないのだろうか?

> 元々NHSは、どんな疾患でもまずGPに診てもらい、
> 紹介状をもらい、アポイントメントをとって
> 専門医のところに行かなくてはならない。
> 時間がかかるので、疾患が慢性化してしまうこともある

GP(General Practitioner) というのは、
英国の家庭医のことで、日本の個人開業医とは異なり、
NHS の一員として、決まった数の国民を担当するように
割りつけられるものらしい。

家庭医制度については、英国で家庭医になって
帰国された佐々江 龍一郎さんのインタビュー記事
教育制度の違いなども含んだ内容で、わかりやすく面白い。
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