音楽プロデューサーの武部聡士さん。
音楽プロデューサーというと、なんか、
もっと浮ついた職業のような印象があったが、
(まあ、そういう人もいるんでしょうけど)
ずいぶん硬派な感じの人だった。
仕事ぶりも、アーティストの血を形にする、
と言うように、アーティストの可能性を引き出す
ことに、まじめに取り組んでいるようだった。
「弱さが強さになる」というのは、
その中で出てきた言葉だが、
音楽や文学、など芸術では、確かに、
弱さでも勝負する(というと変な言い方だが)
ことができるのだ。
弱さも含めて、丸ごとの自分で勝負できる、
というのは、それはそれで大変なことだが、
弱さがほとんど価値を認められない職業も多い中で、
忘れてはいけないことを思い出したような気がした。
プロフェッショナルとは、
自分のイメージをしっかりと形にする、
技術と、行動力と、そして意志を持っている人、
というようなことを言っていた。
これも、なかなかうなづける、というか、
自分が、どれだけのことを諦めてきたのか、
ということを改めて思い知らされたような気分・・・
最新の画像もっと見る
最近の「今日のひとこと」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事